1.
明日に逃げるな。今日、どれだけの熱意で生きられるのか。その言葉がずっと、自分の中に残っている。
斎藤工
2.
人生には“まさか”がたくさん起こる。それをどう乗り越えるか。唯一、そこで人間は進化する
斎藤工
3.
見えている、見えていないは関係ない。いつも本物でいることが大切なんだと。伊藤正次先生が追求しておられたことは、今でも自分の基準になっています。逆に、軽く何かをこなしてしまうことが本当に怖い。
斎藤工
4.
研究所で先生に学ぶまでは、演技というのは技術で上達するのだと思ってました。でも、そうじゃない。存在の深さが、大切なんです。それは何か特別な技術が必要なことではなく、日々を自分というものをきちんと持って生きることで深まる
斎藤工
5.
自分で自分に時間をかけていることは、本当に大切。
斎藤工
6.
今はすべての様式が僕の若いころとは違うと思うんです。僕の感覚でアドバイスすればきっとズレが出る部分もあるし、上の世代の考え方が若い人の足を引っ張ることもある
斎藤工
7.
自信があったわけでも、自分の可能性を信じていたわけでもない。「“その他大勢”にならないためにはどうすればいいか」という選択を繰り返してきただけ
斎藤工
8.
20歳以降は数字はただの記号だと思っているので。その人そのものが記号になってくると思うので、数字に縛られるのはバカバカしいなと思います
斎藤工
9.
どんな世界でも生き抜くためには「まわりに埋もれない個性」、つまりオリジナリティが不可欠
斎藤工
10.
臆病だし、弱いし、何かにすがりたいんだと思うんですよね。びびりなんですあえて不安なほうにもっていくというか、この仕事をする上で、安心し過ぎることにメリットを感じないんですよ
斎藤工
11.
(オーディションに)選ばれない“その他大勢”の人は、「いつも以上の自分を見せようと頑張ってる人」なんですよね。
斎藤工
12.
結果を想像できるものはダメだと思うんです「想像できないもの」を意識して、何かにすがりつくことなく、どんどん恥をかいていきたいと思っています
斎藤工
13.
「自分が全然思い描いてなかった地点に座標をもらえる」って、すごくありがたいこと
斎藤工
14.
僕なんかは、求められたものに応えていった結果、いつの間にか“自分らしさ”ができていた
斎藤工
15.
人生って、「こんなはずじゃなかった」と思うことの連続のなかでも、何か“収穫”だと思えるものがきっとあるはずだと思う
斎藤工
16.
「求めてもらったこと」に応えていけば、景色と標高はちゃんと変わっていく。
斎藤工
17.
僕らは自分の物語の主人公である一方で、他人の物語においては所詮「サブキャラ」なんです。
斎藤工
18.
普段からカットがかからない限り台本に書いてある役割以上のものを提供したいと思って演じています
斎藤工
19.
いいか悪いか世間の目も厳しくなりフェアな時代になっている。狭いコミュニティでの甘えが排除されていっている。
役者を長くやらせていただいていますが、一回ゼロに戻すというか、オーディションに落ちまくっていたあの頃の自分に戻さないと、未来はないと思っています。
斎藤工
20.
側面を整えるのではなく、自分に開き直って、ちょっとめくったら出てくる本質を認めて生きると、すごく楽になれると思います。
斎藤工
21.
自分のことなんて、案外、自分で理解していないものです。ですから「自分はこうだ」と思うほど、それを信用してはいけないと思っています。
斎藤工