1.
心を込めて創り出した時は、たいてい何でもうまく行く。頭を捻ってひねって作り出しても、おおよそ無駄である
マルク・シャガール
2.
時間は岸のない川である
マルク・シャガール
3.
愛だけが私の興味を引くものだから、愛を取り巻くものとしか私はかかわりを持たない
マルク・シャガール
4.
自分自身を完全に打ち込ませなければならない。仮に99パーセントしかのめりこめないのであれば、情熱が足りないか、才能が足りないかのいずれかだ
マルク・シャガール
5.
ただ神のみが手をかして、私は自分の絵の前で、真実の涙を流すのだ。私の絵に、私の皺、私の蒼白の顔色が残り、そこに、永遠に流動する私の魂が止まるだろう
マルク・シャガール
6.
色は、近い色同士が友人で、反対の色同士が恋人
マルク・シャガール
7.
個人的には、私は科学的な傾向は芸術にとって喜ぶべきものとは考えていない。印象主義も立体主義も私には無縁のものだ
マルク・シャガール
8.
芸術はとくに魂のあり方なのだと私には思われる。すべての人の魂は神聖なもので、地上どこにでもいるすべての両足動物の魂は神聖だ
マルク・シャガール
9.
私を幻想的と呼ばないでほしい。反対に私はレアリストなのだ。私は大地を愛している
マルク・シャガール
10.
人生には単一の色がある。芸術のパレットと同じ様に、その色は人生と芸術の意味を与えてくれる。それは愛という色だ
マルク・シャガール
11.
絵を描きあげたとき、私は最終テストとして、神の制作物、石や、花、小枝、あるいは私の手を絵の上にかざす。もし、絵画が人の作りえぬものに寄り添うならば、その絵画は本物である。もし、衝突するならば、それは失敗作である
マルク・シャガール
12.
ただ自分の論理と理性を持つ真摯な心だけが自由なのだ。文学が不条理であろうとも、最も純粋であると人々に言われる段階にまで達したのは、魂それ自身によったのである
マルク・シャガール
13.
私はニヒリズムを好まない。確かに人生は暗く悲しい。しかし芸術は愛によって悲哀を歓喜に変えるのだ。ジョットーの絵やモーツアルトの音楽のように
マルク・シャガール
14.
お金を稼ぐために働くのではなく、人生を正当化するために働く
マルク・シャガール
15.
指は教育されなければなりませんが、親指は生まれつき知っているものです。
マルク・シャガール
16.
心から創造するなら、ほとんどのものがうまくいきます。頭から創造するなら、ほとんど何もうまくいきません。
マルク・シャガール
17.
私はその瞬間に好きな媒体で描く。
マルク・シャガール
18.
絵を仕上げるとき、私は神の造った何かを持ち出して絵と比較します―岩や花、木の枝、または自分の手―最終的なテストとしてです。
もし絵が人が作り出せないものと並ぶことができれば、その絵は真正なものです。もし二つの間に不協和音があれば、それは芸術的には成功していないと言えます。
マルク・シャガール
19.
偉大な芸術は、自然の終わりから始まる。
マルク・シャガール
20.
芸術家の尊厳は、世界に驚きの感覚を目覚めさせる義務にあります。この長い警戒の間、彼はしばしば刺激の方法を変えなければなりません。しかし、この長い警戒の間、彼自身も絶え間ない眠気と闘い続けています。
マルク・シャガール
21.
私は劇場を崇拝している。そして私は画家でもある。私はこの二つが愛の結婚のために作られたものだと思っている。もう一度これを証明するために、すべての魂を捧げる。
マルク・シャガール