1.
世界は僕を手本にしていますが、僕に手本はないです
黒川紀章
2.
自分の個性を強く打ち出し、どこへ行っても同じタイプの建築をつくる、といったタイプの建築家にはなりたくない
黒川紀章
3.
安藤忠雄は時代を見抜いたのではなく、彼の個性がたまたま時代とマッチしたのです。仮にもう一度、時代が変わっても、彼は変われないと思います
黒川紀章
4.
時代の変化というものは、建築界だけで起きるとか、あるいは政治の分野だけで起きるなどということは、絶対にないのです。これはルネサンスを見ても分かるし、近代建築運動を見ても分かります。時代が動くときは必ず連鎖反応を起こすのです。
黒川紀章
5.
マイナーな世界のなかに、次の時代のヒントになるようなことが隠されていると思うのです
黒川紀章
6.
私自身は哲学者だと考えています。建築と哲学は別物と感じる人がいるかもしれません。しかし、哲学なくして建築などできるわけがありません
黒川紀章
7.
私は、全体の景観と地球意識と宇宙意識と生活意識をまぜ合わせて建築のあり方を考えるんです。
黒川紀章
8.
未来を読むには、様々な分野の思想や哲学を踏まえた学術的なアプローチが欠かせません
黒川紀章
9.
今、メジャーなものは、大体ダメなものです。次の時代に来るものは、マイナーな形でしか現れません。マスコミも時代を先取りしているように見えますが、実はその時代の流行を追いかけているに過ぎません
黒川紀章
10.
移動により人間は賢くなった
黒川紀章
11.
あなたはバロックの精神を持った人だ
女優の若尾文子を褒め称えた言葉
黒川紀章
12.
共生の思想はライフワーク
黒川紀章
13.
東京湾を都市の一部と考えるという発想は,丹下先生に夢と勇気を与えたんです
黒川紀章
14.
父は僕を,画家とか彫刻家と言った芸術家に育てようとしていました
黒川紀章
15.
社会の中でも建築が確立されていない底辺に降りていって何が必要かということを考え,その中からプログラムを生み出す。
黒川紀章
16.
私は月曜の早朝から金曜の深夜までは、建築設計の業務に没頭しているわけですが、土曜と日曜は、パッと切り替えて、読書や原稿の執筆、思索の時間に当てています
黒川紀章
17.
作家として生きるということを正面切ってやっていなければ,作品なんてできない
黒川紀章
18.
生きている意味を語りかけるような深みのある建築が傑作といえるでしょう
黒川紀章
19.
カプセルは全体性を拒否し、体系的思想を拒否する。体系的思想の時代は終わった。思想は崩壊し、ことばに分解され、カプセル化される。一つのことば、一つの名前が広がり、変身し、浸透し、刺激し、大きく時代を動かす。
黒川紀章
20.
建築家としての私の評価はともかく、思想家としては何かを残せたのではないかと思っている
黒川紀章
21.
そんなこと・・そんなこと・・本当に好きだったんだから・・
「私はあまりいい奥さんじゃなかった」と言った若尾文子へ告げた最期の言葉
黒川紀章