1.
トップマネジメントの仕事はソネット時代から3つしかないと考えている。方向性を出すこと、そして責任をとること、最後は人事。ほかは大体、人に任せる。考えなければならないことはたくさんある
平井一夫
2.
戦術や戦略といった施策ももちろん重要ですが、それだけでは組織をよみがえらせることはできない。自信を喪失し、実力を発揮できなくなった社員たちの心の奥底に隠された『情熱のマグマ』を解き放ち、チームとしての力を最大限に引き出すこと
平井一夫
3.
徹底した社員との対話からやるべきことを抽出する
平井一夫
4.
分社化の目的は事業部長ではなく、社長を育てたいということ。
平井一夫
5.
やはり商品。商品が強くないとダメです。魅力的な商品を作り、迅速に投入することが大事
平井一夫
6.
自社の商品、サービス、コンテンツに対してやっぱりプライドを持ってほしい。持てないのなら、「こういう理由でプライドを持てないから何とかしろ」と議論すべき
平井一夫
7.
改革に奇策などなく、発表した施策を素早く着実に実行して成果を出し、皆さんにお知らせすることができるかどうかにつきます。
平井一夫
8.
心配するよりも、成功させることに注力すべきです。本当に、「もうやるしかない」と思っています。
平井一夫
9.
一度決めたら何が何でも、ということではありません。仮に違うと思ったら1回立ち止まって、なぜ上手くいかなかったのかをきちんと分析し、必要なら方向転換します。あらゆる選択肢を想定して手を打つのが経営
平井一夫
10.
まず固定費を下げる、それから売上を伸ばすために商品力を強化する。基本的にやらなくてはならないのはこれだけです。
平井一夫
11.
任された仕事は徹底的にやり抜く、それしかない。SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)社長だったときもいろいろなご意見をいただいたが、誰が何といおうと黒字化する意志でやってきた
平井一夫
12.
私は仕事でのフラストレーションを仕事で発散させるということは絶対にやりたくないし、しません。仕事のオンオフはハッキリさせます。
平井一夫
13.
現状を考えると、会社として進むべき方向をひとつにしないといけません。事業が好調なら、好きなことをやってもいいのですが、いまは違う。とにかくマネジメントと全社員がひとつのチームにならないといけません
平井一夫
14.
こんな時期だからこそ、なるべくトップマネジメントが現場に行って、いかに従業員の皆さんのモチベーションを上げるかが大事だと思っています。これをやらないと本当に人心は離れていってしまいます。
平井一夫
15.
分社化は経営のスピードを高めることに加え、適度に生まれてくる遠心力にも期待ができます。自分たちで道を切り開いて会社を大きくしようという意欲が生まれてくるからです。
平井一夫
16.
経営者時代に私が 口を酸っぱくして言っていたのは 「Why should I care?」という言葉。 (なぜ私はその話を聞くべきなのか) 。これに対する答えがあるプレゼンテーションを心がけてきました。
平井一夫
17.
どんな状況であれ深刻な表情は百害あって一利なし。つらいときこそリーダーは笑顔を心がけるべきです。
平井一夫
18.
最終的なゴールや目標は経営陣が設定しますがそれに向けて何をするか考えて実践するのは現場です。彼らが自発性や主体性を発揮して120%の力を出してくれるようにモチベーションを上げることが社長としての重要な仕事の一つ。
平井一夫
19.
間違いに気づいたら「ごめん、左と言ったけど右だった。すぐに右に進もう」と言えるのが真のリーダーシップ
平井一夫
20.
威厳とかカリスマ性というものはリーダーに必要ありません。むしろ誠実な姿勢を示し続けることで周囲も何とか助けてあげようという気になります。それゆえ、誤りを認められるリーダーのほうがかえって信頼されるのです
平井一夫
21.
「お客様にとって何が正しいか」「株主の皆さまにとって何が正しいか」「会社と社員にとって何が正しいか」この3つの軸で評価して判断しています。
平井一夫