1.
ゲーム音楽は同じ曲を繰り返し、長時間聴くことになる。地味でもいいから、何回聴いても飽きない曲でないといけない
すぎやまこういち
2.
ドラクエは僕のライフワーク。作曲家として生涯現役で頑張りたい
すぎやまこういち
3.
技術で作曲するのではない。自然に浮かぶ旋律を紡ぐんだ
すぎやまこういち
4.
(作曲してきた作品数は?)ざっと数千曲
すぎやまこういち
5.
締め切り間際になれば、これまでに培ってきた技術で曲をつくっていくこともありますが、できる限りメロディが自然に浮かんでくるのを待つようにしている
すぎやまこういち
6.
創造のエネルギーとなっているのは、やはり「音楽が好き」という情熱
すぎやまこういち
7.
自然にできた曲の方が世の中から高く評価されることが多いのも事実
すぎやまこういち
8.
(メロディが浮かばないときは)デパートの地下街をうろうろすることにしています。いま私のお気に入りのデパ地下は東京日本橋の高島屋です。好きなゲームで遊んでリフレッシュすることもあります
すぎやまこういち
9.
私の曲はこれまで私が歩んできた人生や人格なくしては生まれてきません。これは私に限らず、どの作曲家の皆さんも同じだと思います。
すぎやまこういち
10.
音楽のプロを目指すのならば、まず基礎をしっかりと身につけて欲しいと思います。アマチュアとプロとの間の厳然とした差はそこにあります。
すぎやまこういち
11.
巨匠というよりは若手と言ってほしいですね。新進気鋭と(笑)
すぎやまこういち
12.
『ドラクエI』の曲は1週間でつくった
すぎやまこういち
13.
モノをつくるというのは、誰でもイメージがわく調子の波というのがあるんです。
すぎやまこういち
14.
曲の楽想は、5分以内でできたものが、だいたいいい曲。ああでもない、こうでもないとこねこねして何日もかかるような曲だと、だいたいダメなんです。
すぎやまこういち
15.
ゲームにしても、デジカメにしても、家電製品にしても、マニュアルを読まなきゃ使えないものは、商品としてはダメなんだと、僕は思う。
すぎやまこういち
16.
理屈で、理論でいくら立派な音楽を書いても、聴いてつまらなきゃ、それはつまらないんですよ。やっぱり音楽も感覚的にいい音楽じゃないと。
すぎやまこういち
17.
自分の感情を音楽を通じて人々の前に発表してみたいという心がなければ、作曲しないほうがいい
すぎやまこういち
18.
ベートーベン、モーツアルトなどのクラシック音楽を全人類が200年以上聴いていてもまだ飽きないというのは、飽きない音楽の真髄
すぎやまこういち
19.
ファミコンの音源だとサウンドで勝負することができないんです。もうメロディでしか勝負できない。でも僕には、面白かった。
すぎやまこういち
20.
音楽は心のタイムマシーン。音楽を聴くことによって、その音楽に初めて触れたとき、音楽で何かを感じたとき、そのときの気持ちに、それが10年前であろうと20年前であろうと一瞬にしてパーンとその人をその時の気持や情景に送り込むことができる
すぎやまこういち
21.
ゲームも人生も、逃げたら経験値は上がりません
すぎやまこういち