1.
みるみる想像が広がっていくのが面白い
つくしあきひと
2.
(メイドインアビスの)舞台が「穴」だけじゃないですか。なので、世界を広げるより、いかに狭いところを中へ中へ、細かく細かく、葉っぱの一枚一枚がどうなっているかまで注意して考えていかないと、たぶんふわふわと地に足がつかなくなって、話が薄くなる
つくしあきひと
3.
10年ゲームの仕事をやって30歳になったときに、急にやばいと思って。元気に動ける時間はあと半分しか残ってないのに、しかもこの時間は加速して過ぎていく。そういう「やれるかも」という時間が半分しかないのは怖いと急に思って、辞めました
つくしあきひと
4.
打ち合わせの時に来たアニメのスタッフさんが「え、そんなところまで」っていうくらい根掘り葉掘り訊かれるんですよ、オースの街の人たちの主食とか燃料とか。そうやって訊いてくれることがすごくうれしくて
つくしあきひと
5.
冒険をあきらめない奴はわざわざ痛い思いをするんだ
つくしあきひと
6.
湧いてきたので、むちゃくちゃ楽しかったです。
メイドインアビスの地図の緻密な描き込みについて「時間がかかったのでは?」と聞かれ
つくしあきひと
7.
命は闇の中においてこそ輝く
つくしあきひと
8.
1巻ごとに「いいもの読んだな」と読み応えのあるものを作っていこうという考えが僕の中に大きくて
つくしあきひと
9.
実は2巻の売れ行きがあまりよくなくて、3巻収録分の途中で「畳み方をどうするか考えなければいけませんね」という話になったんですよ。
でもその時にはもうナナチが出てきてたので、この子をめちゃくちゃ面白くしてやろうと思いました。その3巻から不思議なほど反響が変わったので、完全に「招きナナチ」ですね。
つくしあきひと
10.
マンガってもっと自由だってことをいろんなマンガを読んで知った
つくしあきひと
11.
リコってどんどん傷の数が増えてるんですね。どんどん不自由になっている状況なんですけど、目だけは生きているんです
つくしあきひと
12.
物事には因果がありますから、ちゃんと道筋の立ったファンタジーにしてみたいと思った
つくしあきひと
13.
どんな弱い光でも真っ暗な中では輝く
つくしあきひと
14.
『メイドインアビス』は、読んでくれる方を「ああ、なるほど」と思わせたくて描いていました。それが全然関係ない嘘っぱちでも、現実感と説得力をもたせれば、地に足の着いたファンタジーにできる
つくしあきひと
15.
もっとハードに、危機感があった方が面白い
つくしあきひと
16.
人間は何かの途中で死ぬわけだから。そういう意味でリコは選んだんですよ、ワクワクする自殺を
つくしあきひと
17.
理不尽が起こらないと面白くないんですよね。理不尽を起こすと、読者も「何が起こるんだ!?」って思いますよね。僕も思ってるんですよ(笑)
つくしあきひと
18.
やっぱりワクワクは大事です
つくしあきひと
19.
言いたいことは全部マンガに描いてあるんで、それを見てください
つくしあきひと
20.
読んで「何だか分かんねえな」って言われたら、僕の負けです。
つくしあきひと
21.
結局リコたちは人間なので、老衰であれ何であれいずれは「終わり」を迎えるわけですよ。どうやって終わるのか……。楽しみじゃないですか?
つくしあきひと