1.
今いるところでベストを尽くした人間こそが、新しい世界に踏み出せる
百田尚樹
2.
何でもそうですが、努力に見合う成果がすぐに出るはずもありません。半年程度であきらめるなら、やらないほうがいい。たとえ芽が出なくても5年10年頑張る。そういう覚悟をもって踏み出してほしい。
百田尚樹
3.
100の情報をインプットして1のアイデアが出れば、マシなほうでしょう。
百田尚樹
4.
仕事ってね、僕はこう思っているんですよ。好きな仕事をすることよりも、就いた仕事を好きになることが大事。どんな仕事でもやりようによって、あるいはのめりこみようによって魅力がにじみ出てきます。
百田尚樹
5.
自慢じゃないが、58年間一匹狼でやってきた。朝日新聞を後ろ盾にしてものを言う人間とか、匿名でものを言う人間とは違う。
百田尚樹
6.
今日仕入れた情報が発想に結びつくのには、数年かかるかもしれない。逆にいえば、今日インプットして明日出てくるアイデアは、たいしたものではないのです。
百田尚樹
7.
あくまで僕の経験ですが、アイデアの独自性を左右するのは、インプットの『量』だと思います。一部の天才を除けば、ほとんどの人の脳味噌はゼロから何かを思いつくほど優れてはいない。ですから何かを生み出すには、とにかく『入れる』しかないのです。
百田尚樹
8.
恋とは結局、心の共鳴ではないのか。
百田尚樹
9.
才能は金のある世界に集まるんだ
百田尚樹
10.
誰にも一寸先はわからない。しかし、わからないからこそ生きていられる
百田尚樹
11.
人はどう生きたかがすべてである
百田尚樹
12.
現代をどう描くかというのは、小説家にとって大きなテーマ
百田尚樹
13.
寓話というと、童話やおとぎ話のようで軽く見られがちですが、決して軽くはない。むしろ、大きな構造を鷲掴みにするために、これほど有効なアプローチはない
百田尚樹
14.
教訓や決めつけ、押し付けがましさも必要ない。小説はまず物語そのものが独立して面白いかどうかが、一番重要
百田尚樹
15.
読者に「面白い本を読んだな」と思ってもらえたら一番嬉しい
百田尚樹
16.
出光佐三のように死に物狂いで働いた人たちが当時の日本に溢れていたからこそ、戦後の日本は復興を成し得たのだろうということでした。その戦争直後のつらさに比べたら、いまの日本の厳しい状況を前にしても、諦めるなんてことはありえない
百田尚樹
17.
人生50年で一度目の人生は終わったと考えてみて、次の人生では、何かその命懸けになれるものに向かう、違う生き方をしてみようかな、と。それで小説を書き出しました
百田尚樹
18.
僕は小説でも読者を楽しませたいと思っています。大きく笑うのでもいいし、「いい話だなぁ」としみじみ思ってもらうのでもいい。楽しみって意味はいろいろありますからね
百田尚樹
19.
小説という仕事は大した仕事じゃない。豊かな社会が生み出してくれたもの。ちゃんとした仕事を一生懸命してくれる人たちがいるからこそ成り立つ稼業である。そういう人たちが余ったおカネと時間を使って楽しんでくれるのが小説というもの
百田尚樹
20.
今の日本はとても恵まれている。それなのに夢も希望もないなどとは、恥ずかしくて言えない
百田尚樹
21.
一度書いたジャンルは、もう一度書く気はない。シリーズものもスピンアウトも絶対書く気ない
百田尚樹