1.
名刺上、私は社長です。頭の中ではゲーム開発者です。でも、心はゲーマーです。
岩田聡
2.
わたしが見つけた天才の定義があります。人が嫌がるかもしれないことや、人が疲れて続けられないような事を、延々と続けられる人、それが「天才」だとわたしは思うんです。
岩田聡
3.
私は、ずっと前から自分が誰かと仕事をしたら「次もあいつと仕事をしたい」と言わせよう、というのがモットーだったんです
岩田聡
4.
わたしはいつもそうなんですが、好きか嫌いかではなく「これは、自分でやるのがいちばん合理的だ」と思えば覚悟がすぐに決まります
岩田聡
5.
自分は、他の人が喜んでくれるのがうれしくて仕事をしている。
それはお客さんかもしれないし、仲間かもしれないし、仕事の発注者かもしれないけど、とにかく私はまわりの人が喜んでくれるのが好きなんです。まわりの人が幸せそうになるのが自分のエネルギーなんです
岩田聡
6.
安心して「バカもん!」と言える人と、腫れ物に触るように叱らないといけない人がいるんですよね。で、これはねぇ、ものすごい差なんです。こちらから与えられる量も、その人が吸収できる量も、ものすごく変わってくるんですよ
岩田聡
7.
プログラマーは、ノーと言っちゃいけない。どんな困難な要求でもノーと言った時点で企画そのものが駄目になる
岩田聡
8.
ウケるというのはお店で何個売れるということじゃないんです。買ってくださるのはどんなお客さんで、すぐにやめちゃったのか、それともずっと遊んでくれてるのか、どっちも1個の売上げですがそれを知るのと知らないのでは次のステップで考えることが違ってくるんですね
岩田聡
9.
「お客さんとしては会社がどう見えたらその会社を好きになるか」とか「社員はどうしたら自分の会社のことをポジティブに語りたくなるか」という視点がなくなるとすごく危険だと思うんです
岩田聡
10.
全体をどうにかしたかったら、ボトルネックがどこなのかを見つけてそこを直しにいかないといけません。ボトルネックより太いところをいくら直したとしても、全体はちっとも変わらないんです
岩田聡
11.
リスクをとらないところには達成感はない
岩田聡
12.
社員が怯えながら作ったソフトは人の心を動かせない
株主から「リストラを敢行しないのか」との問いに
岩田聡
13.
出口の見えないときは、つくりながら考える。一歩進むと根っこのコンセプトが具体的なアイデアで補強され、骨太になっていく。
岩田聡
14.
問題があると、解決せずにはいられない
岩田聡
15.
人は全員ちがう。そしてどんどん変わる。
岩田聡
16.
自分が何に向いていて、何をすれば周囲に認めてもらえるかを一生懸命探していれば、必ず仕事のチャンスはくるし、そういう人のところに運も巡ってくるんじゃないでしょうか。
岩田聡
17.
ロジックも必要ですが、機を見てロジックを脱する思考と行動がとても大切だと私は思っています。
岩田聡
18.
どの程度大変かということを漠然と知りつつも、なんとかなるという前提でいるんです。リーダーってそうじゃなきゃいけないですよ。何とかなるという前提ですべてが動いているからこそ、みんながなんとかしなきゃって思うんです。
岩田聡
19.
ときには踏み鳴らされた道を離れ、新しい道に入ってみる。そこで出会った偶然を活かせば非連続的な変化を起こせる。人と違うことをするのは常にリスクを伴いますが、不可能だと思ったことを可能にできる自信がつけば、みんなが新しい道に進もうとする
岩田聡
20.
自分たちは異質な商品をつくり、新しい道を探さなくてはならない。
岩田聡
21.
任天堂のゲームに何の興味も示さなかった人たちがどうすればこっちを向いてくれるかを考えることに圧倒的な時間を使った。私は競合意識の非常に低い経営者です。
岩田聡