1.
あきらめたり、投げ出すのは簡単。でも、簡単な人生しか生きないようなヤツは、簡単な結果しか得られない。 だから今、頑張れないヤツは、先々頑張れるワケがない。
宇梶剛士
2.
本当に強い人は戦わない。弱い人だけが犬みたいにケンカする。お腹をすかした犬みたいに
宇梶剛士
3.
若い頃は誰もが自分探しをするでしょ。オレもあがいたけど、『本当の自分なんて、ない』 が結論。今に全力を注ぐしかない
宇梶剛士
4.
子育てもそうですが、『ダメ』と否定しないようにしています。『なんでそういうことをするのか、言ってみな』と相手の言うことを聞いて、対話を続ける
宇梶剛士
5.
どんなことがあっても、先頭に立つということですね。下っ端に行かせて、自分は後方でふんぞり返っているのでは、やっぱり人に思いは伝わらない
宇梶剛士
6.
ピンチというのは自分の心の在り様だと思うんですよ。そういう意味でピンチだったのは、お世話になった人や目指す人たちからもらった言葉を覆してしまいそうになった時ですね。
宇梶剛士
7.
ピンチを乗り越える方法というのは、その言葉に恥じない自分であること
宇梶剛士
8.
正直、幸せとは言えない人生を送ってきたので、人を信用できないし、世の中にも不信感があって、笑えなかった
宇梶剛士
9.
二十歳ぐらいの頃、美輪さんから「笑う練習をしなさい」と言われて、ずっと笑う練習をしました。身体もデカいし、しかめっ面では威圧感があるから(笑)
宇梶剛士
10.
僕の場合は、『嘘をつく時に鼻がふくらむ』とよく言われます。あと、後輩にものを頼むときにだけ敬語になるとか(笑)。感情が表に出やすいみたいで、何を考えているか全部分かると言われます(笑)
宇梶剛士
11.
今、この仕事を大事にできないヤツが、他の仕事だから大事にできるなんてありえない
宇梶剛士
12.
バカにされたくないから必死で頑張った。頑張るっていうことは、身が入るっていうこと。それまではバカにしてなめきっていたことでも、身が入り、心や気持ちが入ると、そこに見えなかったものが見えてくる。工夫や効率が生まれて、仕事も面白くなってくるんだよね。
宇梶剛士
13.
その頃、俺にも色々悔しいこととか、納得いかないことがあふれてはいたけど、父親に捨てられて、精神障害者の母親を持って、それでもたくましく生きる彼の境遇を知ってね。
俺よりうんとつらいし、悲しいはずなのに、彼は人に感動や夢を与えようとしている。もう掛け値なしにすごいと思ったし、不平不満ばっかり言ってた自分がものすごく愚かに思えた。
少年院でチャップリンの自伝に出会ったときのこと
宇梶剛士
14.
生まれつきの不良なんていうのは、いないんですよね。みんな挫折などによって、気持ちがねじれた結果、不良になってしまう。
宇梶剛士
15.
不良って、「なめられてたまるか」とか「俺は負けない」という、気持ちの鎧を着ているんですよ
宇梶剛士
16.
人に“何か”を訴えられる仕事がしたいと思い、俳優を目指すと決めました。夢を懸けたって言えばかっこいいけど、正直なところ、その目標にしがみついた
宇梶剛士
17.
美輪さんに教えていただいたことで印象に残っているのが、美しいものを見続けるということ
宇梶剛士
18.
これまでいろんな映画やドラマ、舞台に出演させてもらっていますけど、それを振り返ることはほとんどない
宇梶剛士
19.
前に進みたいという気持ちと、逃げたいという気持ちが両方あったからこそ、なんとか俳優を続けられた
宇梶剛士
20.
俳優の仕事って、台本の中に書かれている役に命を吹き込むこと
宇梶剛士
21.
人はどうしても失敗したくないし、楽な道を求めてしまう。それは仕方がないと思っています。でも、辛い思いをしなければ、心が磨かれることはありません。
宇梶剛士