1.
以前は楽をするのが好きでしたが、誰かのためにと高い目標に向かって皆で努力する達成感を知ったあとは、たとえ休みがなくても仕事が楽しいのです。
なかにし礼
2.
危機の時こそ、積極性をかきたて生きることが、きっと幸運を呼び込むことと信じます
なかにし礼
3.
エロスなど、何もかもが許される社会ではないと、平和とは言えない
なかにし礼
4.
他人の意見に「いいね!」と言って意見表明したつもりになっている。これでは言葉を失っているのと同じです。言葉の、そして「個」の喪失です。
なかにし礼
5.
今度発表する小説が私の“総仕上げ”
なかにし礼
6.
病気する前と病気した後では自分がすっかり入れ替わったように変わってる
なかにし礼
7.
あなたも夢を見るなら 大きなほうがいいかも。夢見る力で人は あなたも 私も誰でも なにかになれる
なかにし礼
8.
正直に言って、死ぬこと自体は今も怖くない。しかし、愚かな死に方はしたくない。
なかにし礼
9.
僕の人生の幕開けは爆弾の音でした。
なかにし礼
10.
「これからは自分の意思で逃げて、自分の意思で生きなさい」と。母の名言で、僕ががんになった後、生きる力につながりました。
なかにし礼
11.
見殺しに加担したことが僕の幼年期の第1の罪の意識です。はがされる人の指の感触も、顔も覚えています。
なかにし礼
12.
地獄の底でも落ちる深さが深いほど、跳躍する高さは高くなる
なかにし礼
13.
がんとの闘いは、1度目よりも2度目のほうがしんどいものだと今回は痛感しました。孤軍奮闘の末、一度は克服したのに、また逆襲を受けるのです。敗北感というべきか、虚無感というべきか、なんとも言いようのない感覚に襲われました
なかにし礼
14.
携帯電話に残っているメールや写真をすべて削除しました。もしものことがあった場合、何かの拍子でこれらのメールや写真が他人の目に触れると迷惑をかける人が出てしまうかもしれないからです。ラジオでの告白やメールと写真の消去は、いわば私の死に支度です。
なかにし礼
15.
毎晩、女房とハイタッチを交わすのが日課でした。「今日もよくやった」その日一日を生き延びた喜びを噛みしめ合う儀式です。そんな毎日を過ごしていました。
なかにし礼
16.
私は「ものを書く」という行為を通じて、生きるエネルギーをかきたてられ、生きる意欲が湧いてきていると、日々実感しています。死から脱出しようとする時、人間は最大限の能力を発揮する
なかにし礼
17.
「じゃあ行ってくる」最後になるかもしれない言葉は、そんな簡単なものでした。
なかにし礼
18.
昭和への思いが強くて、昭和だから歌を書けたという気持ちもありました
なかにし礼
19.
歌詞というのは、言いたいことを全部書いちゃいけないんですよ。作曲家、歌い手、聞き手が想像を膨らませる余地を残しておかないと。みんな書いちゃったら曲も歌も入り込めない
なかにし礼
20.
(長崎ぶらぶら節)これは自分が書かなくてはと、運命みたいなものを感じた
なかにし礼
21.
自分が時流をつくるんだという意欲を持たないと、歌にパワーは伝わりませんよ
なかにし礼