1.
人間、どこかで「何とかなるサ」って開き直ることがないとね。リスクなんて考えてたら、結局は何もできませんよ。
西村京太郎
2.
鉄道の旅は、周りの情景が目に浮かんできて、いろいろな人がいることに気づかせてくれる。
西村京太郎
3.
子供の頃、心のやさしい人にまで何故不幸が襲いかかってくるのか、不思議でした。今でも、この素朴な疑問は消えませんが、あるいは、不幸に堪えること、不幸と戦うことを、教えようという神様の心かもしれません。
西村京太郎
4.
一日書かないと、元の20枚のペースに戻るのが大変なんです
西村京太郎
5.
松本清張さんの『点と線』がはやっていて、2時間ほどで読んだら、『僕でも書けるかもしれない』と思った。
西村京太郎
6.
元軍国少年としては、今の視点で書くのではなく、当時生きていた人間がその時どう感じていたか、を伝えたいという思いがある。表現上難しいところもありますが、これが実際にあったことだ、ということを伝えたい。でないと、戦争を忘れちゃうでしょう。
西村京太郎
7.
二刀流の挑戦のゴールが見えてきている。その集大成となるような北京大会にしたいと思っているし、最後に笑ってやりきったな、このチャレンジをしてよかったなと思える滑りをしたい
西村京太郎
8.
京都に移ってから急に売れ出したんです。京都に行く前は小説が売れなくて、売れなくて。年収も少なくて税金も15万円くらい還付されていたほど。
西村京太郎
9.
あまり信心は好きじゃない。信仰心もあんまりありません
西村京太郎
10.
(いつ執筆するんですか?)夜中から朝までです。朝に新聞を読んでから寝ます
西村京太郎
11.
説の主人公の年齢を固定すると、大きな社会的な事件が書けなくなる。みんなが知っている有名な事件を書くと、やがて『あのとき40歳だったら今40歳のはずはない』と言われますからね
西村京太郎
12.
ミステリーマニアはあまりうるさくないのに、鉄道ファンは時々文句を言ってくる。小説の中で列車の窓が開いているのはおかしい、普通は開くけど特急は開かないはずだとか。
西村京太郎
13.
(現場には)必ず行きます。時間がたつと、現場も変わっています。全然違っていることも多い。やはり現地で正確に見ないと間違える。
西村京太郎
14.
(列車内が)シーンとしていると、あれ、人殺しが起きるんじゃないかと
西村京太郎
15.
京都の人はいわゆるネームバリューとか関係なくて、信用が全然別の次元。何年知り合って信用してるかって。
西村京太郎
16.
(新成人に対して)1人で旅行をした方がいい。それも2人ではダメですよ。お金をかけずに、地方に行き、鈍行列車に乗る。その地方のおばあちゃんが乗ってくる。4人掛けのボックス席がある列車に乗ると、おばあちゃんが話し掛けてきて、『どこ行くの』など、どうでもいいようなことを話す。そしてみかんをくれたりする。
なぜかそんなことに感動しちゃうんですよ。
西村京太郎
17.
日本人って欲張りでね、ただ楽しいだけじゃ駄目なんですよ。その土地の歴史とか、タメになる情報とかをまぶさないといけない
西村京太郎
18.
ミステリーはトリック重視、サスペンスは人物描写も大切だと考えている
西村京太郎
19.
日本中の路線はほとんど乗っている
西村京太郎
20.
旅をするとき、私はどこでも犯行現場やトリックを考えてしまうんです
西村京太郎
21.
作家デビューしてから14年くらいあまり売れなかったけれど、作家を辞めようと思ったことはなかった。
西村京太郎