1.
大切なのはお客様が何を欲しているのかです。私は常にそれが正しいかどうかを教えてくれるのはお客様だけだと思っています。それに、うちはただの町の食堂ですから、難しいことを考える必要はないんです。
宗次徳二
2.
1日として同じ日はない。たった1日でも完璧に運営するのは困難なのですから。しかし、それを目指して努力を続けることはできるはずです
宗次徳二
3.
一人のケースはみんなのケースです。一店で起きた失敗は全店で起こり得ます
宗次徳二
4.
他の人が「そんなことを」というような小さなことを「そこまでやらなくても」と言われるくらいコツコツ続けてきた人が、力を蓄えて成長するのです
宗次徳二
5.
お客様が満足する経営にゴールはない
宗次徳二
6.
サービスはモノではなく、態度やもてなしの心でやるべきものです
宗次徳二
7.
人生をマイナスから出発したと考えれば、あとは右肩上がりのプラスで行くしかない
宗次徳二
8.
人の役に立ち、人を喜ばせることは究極の贅沢
宗次徳二
9.
人脈を広げるパーティーや懇親を深めるゴルフに行く時間があったら自ら現場に足を運び、目を凝らし、耳を傾け、現場の空気を直に感じるべきです
宗次徳二
10.
人を育てるには、至らない点を叱るだけでなく頑張っている点を褒めることも大切です。せっかく努力していても、上司から評価してもらえなければ、やる気が続きませんから
宗次徳二
11.
ライバル店を観察するより、「自らが現場におもむき、自分の店を厳しくチェックする」のが私の考え方です
宗次徳二
12.
うちでは、時間のかかるカツカレーを注文した方がイライラしているような素振りをしたら、その方に代わって、従業員が厨房に、「カウンターの方のカツカレーはまだですか?」と聞くようにしています
宗次徳二
13.
私個人のお金は、死ぬまでにすべてを寄付に充てたい
宗次徳二
14.
値引きでお客を誘うようなことはせず『笑顔の接客』で利益を出したかった
宗次徳二
15.
借金が増えて私たち夫婦が『苦しい』と感じたことは一度もありません。むしろ『日商6万円』といった目標を達成し、借金を返すことが楽しかった
宗次徳二
16.
儲けたい、成功したい、という気持ちはありませんでした。ただ人に喜んでもらいたかったんです
宗次徳二
17.
何よりもまず、「お客様第一主義」ですね。自分たちのことは二の次で、お客様に身を捧げる
宗次徳二
18.
一日ずつ、一月ずつ、目の前のお客さまに対して一生懸命にサービスをすること。ただ、それだけのことでした
宗次徳二
19.
すごく孤独な人生でした。だから少しでも他人から関心を持ってもらいたかった。興味を持ってもらいたかったんです。それが私の原点になっています。
だから、商売を始めて、お金を儲けるというよりも、人に喜んでもらいたかったんです。少しでも自分がいて良かったと言ってもらいたかった
宗次徳二
20.
一時の成功よりも、継続することの方が大事なんです。どんなに失敗してもめげずに続けていく。その情熱が大事です
宗次徳二
21.
ライバル業者などの同業者に気を取られすぎるのも良くない。ライバル会社がこうしたから、自分の会社もこうする。そんな信念の無い経営をしていてはダメです
宗次徳二