1.
昨日と今日のおまえは違うだろ。昨日からの1日で経験した何かを足さなければ、その演技は過去のもの。常に新しいものを提示する意識を持つんだ。
蜷川幸雄
2.
平均点をちゃんと出せるような子ってつまらないよね。いくらでも替えがきくんだよそういう俳優は。
蜷川幸雄
3.
自己模倣するようになったらみっともない。人ってハードルを越えていくことで成長するものでしょ。
蜷川幸雄
4.
右と左の道があって、みんなが右に行って、たった一人でも左に行きたいと思ったら左に行ける人間になりなさい。
蜷川幸雄
5.
どんどん壊して、常に「創造」だけで競い合える条件をつくりたい。
蜷川幸雄
6.
自分が正しいと思ったら、なにがなんでも突き進め。
蜷川幸雄
7.
僕は「現代人劇場」はじめ、いままでずっと集団を3年単位で壊したり作り直したりしてきたけれども、その経験から「組織は3年で腐る」と思っているんだよね。
蜷川幸雄
8.
ネクストでは無名であっても、才能があれば場所はあるぜってことを教えたいし、そういう連中に来てほしい。動機なんてなんでもいいんだよ。
蜷川幸雄
9.
若い頃は生意気だったんだけど、その生意気さに実力がともなわないから、おもしろがられた。
蜷川幸雄
10.
若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。今、僕は終末の時間から逆算する。すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。僕は、疾走する。
蜷川幸雄
11.
叱り過ぎるとお互いの関係を修復するのに1ヶ月では難しい。だから叱らずに、気長に歩き出すのを待つことにした。その方が仕事が早い。
蜷川幸雄
12.
いつでもどこでも男を捨てられる女であれ。
蜷川幸雄
13.
勉強不足の役者が演出家を権力者にしてしまうんだ。
蜷川幸雄
14.
自分の力で状況を判断し、人とコミュニケーションをしたい欲求を持ち、勉強する人間になって欲しい。
蜷川幸雄
15.
何とかしてその人じゃなきゃダメっていう俳優を作りたい。
蜷川幸雄
16.
人と違うことをやることで、なんとか自分の存在証明をしたかったんでしょうね。人と違う、すごいものを作りたいっていう思いだけはありました。
蜷川幸雄
17.
「え、そっち行くの、そっち行かなきゃいいのに」って言われて、顰蹙を買いたい。
蜷川幸雄
18.
舞台での上演は、企業で言う商品化に値するだろう。商品価値が高くなければ誰も観に来てくれない。
蜷川幸雄
19.
社会とはすべて他者との関わりから成り立つ。とくにいまの時代は文化や国境も越えて行かなきゃならない。それなのに気持ちが自分の心の中にしか向かっていなかったら何もできないよ。
蜷川幸雄
20.
俺は「常に困難なほうを選ぶ」タイプ。守るものなんて何もないし、いつも挑戦したい、攻撃的でいたい意識が強いんだ。
蜷川幸雄
21.
期待に添わないよって言いたくなるのはクセだね。
蜷川幸雄