1.
人間は生きるために食わねばならぬ、だが、食うために生きるのではない。商店はお客のために儲けねばならぬ、だが、儲けるために商売をしてはならぬ。
倉本長治
2.
何を目的にして商売をしているのか分からない人は、羅針盤なしで航海しているようなものである。
倉本長治
3.
正しい商売のもとに、よく売る店とはそれだけ社会に貢献しているのであると言えよう。だから売ることにもっと努力せよ。もっと工夫せよ。そしてそのことに自信を持て。
倉本長治
4.
空費したら取り戻せないのが時間、いくら浪費しても減らないのが知恵。人生はこの「今」の連続に過ぎない。「今」こそが君の生涯を作るのである。
倉本長治
5.
売れないことを不況のせいにするのは、よく売れる時代を自分の成果にする権利を放棄したことになる。不況期こそ、消費者に得をさせ、この店こそ私たちの店と信じられるようにする一番の好機なのである。
倉本長治
6.
一つ一つの容易なことを積み重ねるようにしていっても、ついにいつかは偉大なものに育つということを忘れてはならない。小さなことでも良い。はじめは物真似でも良い。
倉本長治
7.
正価販売がお店の信用を築く第一条件である。
誰に対しても売値や品質に甲乙がないこと、不当に強引な値引きを要求する人に対して、格安に商品を提供するというような不合理がなく、従って喜んで楽しいお買い物をしてくださるお客様に対して、不公平な待遇をするような不道徳をしないでもすむ。
倉本長治
8.
理想を持ちたまえ。これこそ手応えのある立派な仕事だと信じ、高い希望を掲げよう。それが自他の善に通じ、幸福につながるからである。
倉本長治
9.
世の中のために、君の店は存在した方がよいのか、無くても構わぬかを考えよう。無くても困らぬような店なら、存在の意義がないのである
倉本長治
10.
商売は損得より善悪の方が大切である。それは儲かるか、儲からないかと言うことよりも、そのことが善いことか、悪いことかをまず考えることが根本だと言うことなのである
倉本長治
11.
眞の商人であることが 即ち立派な人間ということだ
倉本長治
12.
店はお客さまのためにある
倉本長治
13.
世の中のために店を経営しているのである。人々の生活を豊かにしたり、文化を育てたりするのが、店の真の役割なのである
倉本長治
14.
なによりもさきにお客さまを友とせよ。「お客さま」という親友をつくれ
倉本長治
15.
どの店も存在する限りは、利益をあげなければならない使命を持つ。儲からない店は、はずかしい店、現代の商店として資格のない店である。
倉本長治
16.
商人として正しきにつくということには、まず「善」とは何かと言うところを考えなくてはならないだろう
倉本長治
17.
自分の人生の最善を尽くして生きること、自分を取り巻く人生の豊かさを楽しむこと。着るものから生き方そして愛し方まで
倉本長治
18.
私たちの仕事は常に次のものを追い求めることではなく、むしろこれまでのものに対する感謝の気持ちを持つことです
倉本長治
19.
店とは人の心の喜びを創り出し、人間社会の幸福を守る砦なのである。店はお客に見せるところである。全ての商品をくまなく見せるようなのが本当の店である。
倉本長治
20.
どの店も働きよく設計されるより前に、まず買いよく設計されることが大切である。店とは、大衆の信頼と商人の誠実とが行き交う広場だから。
倉本長治
21.
一つ一つの容易なことを積み重ねるようにしていっても、ついにいつかは偉大なものに育つと言うことを忘れてはいけない
倉本長治