1.
友人たちのご両親は、息子を19歳で亡くした。それなのに、生き残った僕が死にたいなんて言ってはいけない。そして、友人たちの代わりに、這ってでも生き抜き、人に認められることを成し遂げ、輝かなければならない。そのためにもとにかく前へ進むしかない
池透暢
2.
逃げなければ絶対に道は拓ける
池透暢
3.
プレーはもちろん、まず人としてもすばらしい選手、そしてスタッフであることが最優先
池透暢
4.
本当にリハビリを頑張りました。痛かったし、辛かった。それでも歯を食いしばって取り組むうちに、少しずつ、できなかったことができるようになり、やればやるほど自分が変わっていくのを実感できるようになっていきました
池透暢
5.
(車椅子バスケから車椅子ラグビーへ)競技を転向するということは、お世話になった方々を裏切ることになるのではないか。そう思うと、すごく、すごく怖かった
池透暢
6.
僕は、キャプテンといっても先頭に立ってチームを引っ張る強いリーダーではありません。もともと人が好きで、何かを決める際も、一人ひとりに意見を求め、話し合いながら進めるような人の想いに寄り添うタイプ
池透暢
7.
全員がリーダーシップを発揮できる環境をつくる存在でありたいと思っています。本当はチームを引っ張れるリーダーでなければならないのかなと本気で悩んだこともありましたが、結局、これが自分らしいキャプテンのあり方なのです
池透暢
8.
どんなときでも逃げずにトライしてきました。トライすれば成長できます。新たなチャンスが生まれ、それがやがて大きなチャンスにつながることもあります。実際、どんなに辛い状況でもトライを続けることで人生が好転してきたという実感の繰り返しでした
池透暢
9.
自分の半生を振り返ると、競技に傾きすぎていたなとも思っているんです。ですから、東京大会が終わったら、一度、腰を落ち着け、改めてゆっくりと自分自身と向き合うことで次の目標をみつけ、輝いていたい
池透暢
10.
苦手なものを苦手じゃないようにしていくことが大切
池透暢
11.
自分にしか伝えられないことをストレートな言葉で正直に話すことが大切
池透暢
12.
生かされた自分が”生きる証”を残したい
池透暢
13.
中学で早々に野球をやめてしまい、目標を持つということ、夢を持つことの大事さとかいうものがよく分からず育ってきた
池透暢
14.
“自分にこれはできるんだろうか”といった可能性のことは考えず、まずは進んでみよう
池透暢
15.
事故に遭ってハンディキャップを負った自分がそうした目標を持っているということを語る機会もなく。そこを達成するまでやりたいという思いは持っていましたけど、強化合宿に呼ばれるようになるまでは、“認めてもらえないのではないか”という感覚でした
池透暢
16.
“本当にその夢に向かっているんだ”ということを周りが実感してくれたことで、応援の声が増えてきた
池透暢
17.
80歳くらいになったときに、「自分の人生は本当に最高だったな」と言いたい
池透暢
18.
誰もが達成できることじゃないかもしれないけど、それを公言した勇気はすごいし、達成したらもっとすごいし、そのときのみんなの顔を見たら、「君が一番気持ちいいと思うよ」って勇気づける
池透暢
19.
(子供に対して)成功とは努力を伴う結果なので、その努力が伴うように仕掛けているつもりですね。努力を続けていれば、たとえ結果がついてこなくても立ち戻れる場所がある
池透暢
20.
目標って、どこかで必ずなくなるもの。でも、常に自分が何かに触れている状況をつくっていればまた新しい目標を見つけ出せる
池透暢
21.
最短距離で生きているときって、全てのことがだいたいうまくいっていて邁進しているというか、逆にいうとそこしか見えていないので、実はいろんなことを学べていなかったりもする
池透暢