1.
人間が生産しているんじゃない。自然が作っているだと、これは。草一本、人間が作っているんじゃない。自然が作ってるんだ。
福岡正信
2.
いかにしたら昼寝ができる時間が多いか、それが最大のモットーである
福岡正信
3.
人間は何もしなくても楽しかったのに何かすれば喜びがますように思った
福岡正信
4.
一切がないことを知れば 一切が蘇る
福岡正信
5.
物に価値があるのではないのに、ものを必要とする条件を作って置いて、物に価値があるように錯覚した。すべては自然を離れた人間の一人相撲だ
福岡正信
6.
無智、無価値、無為の自然に帰る以外に道はない
福岡正信
7.
この世には、何も無いじゃないか
福岡正信
8.
馬鹿になれ
福岡正信
9.
雨は天から降るのでも、地から湧くのでもありません。森と草の緑が雨をもたらしてくれるのです。
福岡正信
10.
何もしないのが、最高の農法になる
福岡正信
11.
早かったら三年で大体一通りの果樹園が出来る。十年経ったらもうジャングルです、果樹のジャングル。
福岡正信
12.
それまでは文明の一番清潔な庭が楽しかった。ところがそれをやりだしたら、ヤシの木にキュウリがぶら下げて生(な)っている。カボチャが生(な)っている。ユーモアがあって楽しいと。これが一つの流行みたいになりかけている
福岡正信
13.
粘土団子さえ作ったら農学いらん
福岡正信
14.
粘土団子で砂漠を緑化しよう
福岡正信
15.
どこまで自然を研究していっても、いかに完全無欠なものであるかということを知るにしかすぎない。研究すればするほど、神秘な世界であることがわかってくる。
福岡正信
16.
人間は、神さまの愛っていうか、自然の偉大さを知るがために苦闘しているにすぎない
福岡正信
17.
百姓が仕事をするという場合、自然に仕えてさえおればいい
福岡正信
18.
私は山小屋に、正食、正行、正覚という言葉を落書しておりますが、この三つは、きりはなすことのできないものであります。どの一つが欠けても、何一つ達成できない。その一つができれば、すべてのことができる。
福岡正信
19.
人間は何一つ知らない。一切の存在は無価値であり、無意味である一切の行為は無益であり、無駄である。そしてこの「無」こそが広大無辺の「有」なのだ
福岡正信
20.
私が考えている自然農法というのは、実をいうと、いわゆる科学農法の一部ではないんだ、と。科学農法の次元からはなれた東洋哲学の立場、あるいは東洋の思想、宗教というものの立場からみた農法を確立しようとしている
福岡正信
21.
食の狂いが体を狂わす。考え方を狂わす。あらゆることに影響する。体の健康も食から来る。そして、体から思想も生まれる
福岡正信