1.
目に見えるものが、ほんとうのものとは限らない。
村上春樹
2.
遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える。
村上春樹
3.
何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ
村上春樹
4.
過ちを進んで認める勇気さえあれば、だいたいの場合取りかえしはつく。
村上春樹
5.
希望があるところには必ず試練があるものだから。
村上春樹
6.
人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解していれば、人はたとえ負けたとしても、傷つきはしません。人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。人はいつか必ず負けます。大事なのはその深みを理解することなのです
村上春樹
7.
一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。
村上春樹
8.
僕らはとても不完全な存在だし、何から何まで要領よくうまくやることなんて不可能だ。不得意な人には不得意な人のスタイルがあるべきなのだ。
村上春樹
9.
高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ。
村上春樹
10.
自分に同情するな。自分に同情するのは、下劣な人間のやることだ。
村上春樹
11.
僕は違う自分になることによって、それまでの自分が抱えていた何かから解放されたいと思っていたんだ。僕は本当に、真剣に、それを求めていたし、努力さえすればそれはいつか可能になるはずだと信じていた。
でも結局のところ、僕はどこにもたどりつけなかったんだと思う。僕はどこまでいっても僕でしかなかった。
村上春樹
12.
多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。いろんな檻というか囲い込みがあって、そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる。
村上春樹
13.
人々は闇の中から出てくる何かを見つけることで闇の中から救われることができる。
村上春樹
14.
ひとつを解くことはおそらく、もうひとつをより明快に解くことになるはずだ。
村上春樹
15.
人はどんどん変わっていくし、過去の発言に縛られたくありません。
村上春樹
16.
人生でいちばんきついのは、心ならずも誰かを傷つけてしまうことであって、自分が傷つくことではありません。
村上春樹
17.
忘れたいものは絶対に忘れられないんです。
村上春樹
18.
どれほどこっそり息を潜めていても、そのうちに誰かが必ずあなたを見つけ出します。
村上春樹
19.
流れというものが出てくるのを待つのは辛いもんだ。しかし待たねばならんときには、待たねばならん。
村上春樹
20.
この世界において、退屈でないものには人はすぐ飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。
村上春樹
21.
僕は逃げられないし、逃げるべきではないのだ。それが僕の得た結論だった。たとえどこに行ったところで、それは必ず僕を追いかけてくるだろう。どこまでも。
村上春樹