1.
頭がいい人と悪い人がいても、チンパンジーと人間ほどの差はないわけで。誰かにできることは自分にもできると思って間違いないです。
立花隆
2.
いい文章が書けるようになりたければ、できるだけいい文章をできるだけたくさん読むことである。それ以外に王道はない。
立花隆
3.
ハッキリとした目的のないスクラップは無意味だ。
立花隆
4.
本は消耗品なので、傍線を引いたりページをめくったりして、遠慮なく汚すべきである。
立花隆
5.
現実に起きていることを直視しなければ、人間は本当の意味で責任を取れません。
立花隆
6.
勉強のスピードが早いのは、締め切りや対談のスケジュールに追われているから
立花隆
7.
ネットで最先端の情報に辿り着き、わかるためには、評価が定まった基本的な本をまず読んでおかなければならない
立花隆
8.
読んでいるうちに、これは読むに値しないくだらない本であると分かるものがあったら、その本は直ちに読むのをやめて捨てる。お金を損した上、時間まで損をすることはない
立花隆
9.
知的欲求について考える場合、これを二つのカテゴリーに分けて考えることができます。それは実用的な知的欲求と、純粋知的欲求という分け方で、この2つには明らかに質的な違いがあります
立花隆
10.
知の総体が広がるにつれ、専門分野以外はわからないという状況になっている。知のインテグレーションが進んでいない
立花隆
11.
金を惜しまず本を買え、本が高くなったといわれるが、基本的に安い。一冊の本に含まれている情報を他の手段で入手しようと思ったら、その何十倍、何百倍のコストがかかる。
立花隆
12.
学で得た知識など、いかほどのもではない。社会人になってから獲得し、蓄積していく知識の量と質、特に二十代、三十代のそれがその人のその後の人生にとって決定的に重要である。若いときは、何をさしおいても本を読む時間を作れ
立花隆
13.
迷いと惑いが青春の特徴であり特権でもある。それだけに、恥も多く、失敗も多い。恥なしの青春、失敗なしの青春など、青春の名に値しない
立花隆
14.
人生における最大の悔恨は、自分が生きたいように自分の人生を生きなかった時に生ずる。
立花隆
15.
自分が求めるものをどこまでも求めようとする強い意志が存在すれば、自然に自分で自分を鍛えていくものなのだ。そしてまた、その求めんとする意思が充分に強ければ、やがて「船出」を決意する日がやってくる
立花隆
16.
『何でおまえはそれを知りたいんだ』と問いつめていくと、ぎりぎりのところではもう理由はなくて『知りたいから知りたいんだ』とそれしかない。人間はそういう純粋知的欲求を強く持っていたからこういう『文明社会』を築くことができた
立花隆
17.
あらゆる失敗の可能性を忘れている人は、いかに大胆に生きようと、無謀に生きたというだけである。あらゆる失敗の可能性を見すえつつ大胆に生きた人こそよく青春を生きたというべきだろう
立花隆
18.
買ってきた本を積み上げ、ひたすら読む。精読する必要はなく、ノートもとらなくてよい。ノートをとらなくても本当に重要なことは繰り返し記述されているはずなので自然に頭に残るだろう
立花隆
19.
「ここから向こうは人類が積み重ねていたすべての知識をもってしても誰にも分かりません」という世界が急に広がってくるのです。(中略)それに、そこまで行かないとたいていのことは面白くないのです。
立花隆
20.
若くして老化した青年たちは、それぞれに一見人なみに幸せな人生は送ることができるだろう。しかし、いつの日か、本当は自分には違う人生があったのではないかと、その可能性を試せるときに試さなかったことを悔やむ日がくるに違いない
立花隆
21.
自分の人生を自分以外の何ものかに賭けてしまう人がどれほど多いことか。
立花隆