1.
サザンオールスターズのこれまでの歴史の良いところは、たとえ時代が変わり、変化が絶えなくても、常に仮想敵を見つけつつ、何かに向かっていけてることだと思うんです。
桑田佳祐
2.
よく“狙ってヒット曲は書けるか?”なんて言うけれど、狙ってたらヒット曲ってやっぱりできなくて。理屈通りにはいかないよね、音楽と大衆の心は(笑)。
桑田佳祐
3.
人は誰もが舞台に立っている。輝く主役になれ。ひとりひとりの命に意味がある。生きてく理由がある。
桑田佳祐
4.
音楽も映画も娯楽だから、娯楽を追求するのになんで責任感持たなきゃいけねぇんだ!って思うよ。
桑田佳祐
5.
諦めないで何事も。無理しないで何もかも。人生を楽しんでいきましょう。
桑田佳祐
6.
いかに悲しく辛い時期でも音楽にはそれを乗り越える力がある。
桑田佳祐
7.
今でも逢いたい気持ちがいっぱい。そんな惨めな恋などしたくない。
桑田佳祐
8.
やっぱり女って良いこと言うもん。俺以上に俺のこと見てるもん。それはすごいと思うね。男って、女を通して世の中を見たり、自分自身を見たりするわけでさ。女ってそういう才能あるからね。うん、だから恋愛をたくさんこなしたヤツは強いよ。
桑田佳祐
9.
ミュージシャンがスポーツ選手と違うところは、必ずしも実力がチャートの数字になっているわけではないからね。曲に打率はないもん。そのへんをわかってないと、老後がすぐやって来る感覚に見舞われてしまう。
桑田佳祐
10.
炊事洗濯しながら音楽もやってるんだから。たとえば、朝10時に食器洗って、夜の9時にはコンサートやってるわけでしょ。それを全部やっちゃうわけだから凄いよね。ホントに原由子って人は。内心辛いこともあるんだろうけどすべてを自然に見せてしまうから偉いよ。
桑田佳祐
11.
やっぱり音楽やっててよかったなと思いたいですよ、ボクは。音楽やってるから映画が撮れたんだとは当然、思っているし。だったら、そういった音楽っていうのかな、やっぱりノリですかね、そういったものがうまくその中に出ていればいいかなぁという気がするんだけどね。
桑田佳祐
12.
得られたものの大きさはやってみた者にしか分からないでしょ。トライしてみないことにはどうにもこうにもね。
桑田佳祐
13.
ホントはライブやってて、そうした日々の中で作品がこぼれ出る折がある。これが本当かもしれませんね。
桑田佳祐
14.
恵まれすぎてるとさあ、恐いじゃない。幸せすぎて退屈みたいな。夫はいいとこの商社に勤めてて子供も大きくなって、いいお家に住んで、リモコンでカーテンが開けられて、私全然動かなくていいみたいな、なんか不倫の第一歩っていう気がするでしょ。
桑田佳祐
15.
サザンオールスターズはよく言う「家族」のようなものでして、そもそも「家族」というのはいろいろな要素で成り立ってますし、そりゃさまざまな事情もあったりするものなんでしょうが、再びこうしてやれてるっていうのは、これまでのことが間違いじゃなかったからなんだと思います。
桑田佳祐
16.
レコーディングってのは、瞬間瞬間をどう生かすかが特に大切で、集中力っていうか、それがないとやっぱりダメなの。歌を作る、歌詞を作る、ってことにしても瞬間をいかにとらえるかということがあるしね。
桑田佳祐
17.
オレが目指すのは、酔っぱらい酔っぱらいしかないでしょう。観てて気持ちがいいでしょ。やってて楽しい、観てて楽しいのはやっぱり酔っぱらい。日本人は酔っぱらうから、ふだん抑えてる分だけ。だから、上機嫌な酔っぱらいほど楽しいもんはないよね。
桑田佳祐
18.
どんなヤツでも50歳になると、社会的にも立ち位置だってあるしカッコだってつけるじゃないですか。30歳の時には思いもよらなかった事を「こういう事か」と知ったりね。だったらいっそ楽しまなきゃと思ったんです。
桑田佳祐
19.
とにかく……原坊には嫌われたくなかったんだ、カッコ良く言うと。他の女だったら、すぐふてくされときゃいいんだけどね。
桑田佳祐
20.
目に見えないライバルのようなものを意識することはあったりする。あえて同世代で同じ職種の人間ということに的を絞って考えてみると、世良公則クンかなぁ。デビューした時期が一緒だし、デビュー後テレビ局で居合わせたときに「浮いてる」感じが似ていたしね。
桑田佳祐
21.
サザンオールスターズという一本の道が見えているというより、その都度その都度、突貫工事で切り抜けてきた感覚でもあるんです。メンバー同士で助け合ったのはもちろんですが、自分達だけでやってきたわけではなく、まわりのスタッフが力になり助けてくれて。大事なところではひょいっと抱き上げてくれたりしたし、そういう意味では、関わってくれたみんなの歴史でもあるんですよ。
桑田佳祐