1.
好きなことを続けていれば、それが『生きる力』に変わっていくと信じている。誰もが『魔法』を持っているんです。
角野栄子
2.
私も自分の“魔法=書くことが好き”が分かったのは35歳の時。あまり人と自分を比べたりせずに、自分がいきいきできることを見つけることが大切だと思っています
角野栄子
3.
この先に見えるものはなにか、この先自分が出来ることはなにか、今度は何をしようかと考えるのは、わくわくします
角野栄子
4.
誰かが何かを与えたり、指し示したりするのではなく、自分の目や耳を使って何かを発見してほしい。風景を眺めたり、風を感じたりしながら、自分なりの冒険を見つけてほしいんです。
角野栄子
5.
童話を書くんじゃなくて、自分のこころに浮かんでくることを書けばいい
角野栄子
6.
同じことを繰り返してもあきないことが、自分の好きなこと。その好きなことこそが自分の魔法です
角野栄子
7.
私の描く魔女は、ハリー・ポッターのように呪文を操っていろんな魔法をつかえるようなすごい魔女じゃありません。自分にできるたったひとつの魔法を大切にして生きている魔女です
角野栄子
8.
書くことが好きなんだ、とわかってからはどんな時でも書くことが苦じゃなくなった。主婦としての仕事をしながら、物語を書きためていきました
角野栄子
9.
時間ってどうして、こういつも走っているのでしょう。追いかけるのが大変!
角野栄子
10.
これだと思ったらとにかくコツコツやってみる。好きなことを続けていれば、それが生きがいという魔法となり、自身を支えてくれる
角野栄子
11.
本は扉を開けて違う世界に入って行くもの。そして本の終わりは閉まるのではなく、そこからまたさらに別の扉が開く
角野栄子
12.
頭で考えたり、計画したわけではない、自分の中からふと飛び出してくる言葉。それを私は大切にし、何より信じて物語の中で使っている
角野栄子
13.
24年も続いたものですから、もう自分の中に住んでいる人でしょ。キキもジジも。別れるのは淋しかったですね。〝完〟って書いた時は感無量でした
角野栄子
14.
好きなことを続けていれば、それが生きる力に変わっていく
角野栄子
15.
自分がもっている魔法を早くから見つけることができる人もいるでしょう。何年もかけて見つける人もいれば、いまだに見つかってない人もいる。でも、誰もがきっと一つの魔法をもって生まれてきている。それを信じることです
角野栄子
16.
本って、テレビアニメとは違って自分でページをめくって自分のペースで読むことができるでしょう。ちょっと読んで考えることもできるし、手を止めて物思いにふけることもできる。自分の心の時間と物語の中の時間をシンクロさせて楽しむことができるんです。
角野栄子
17.
便利にすると、方向性を押し付けることになりかねない
角野栄子
18.
いつも終わりを決めないで書くの。決めたら自分が面白くないでしょう? 自分でも終わりがわからないんだから、読んでる人にもわからないっていうわけ
角野栄子
19.
自分の心が動くことを、形にはめないこと。
角野栄子
20.
いろいろなことを自由に想像しながら読んで、1つでも心に言葉が入ってきたら、その子だけの辞書ができる
角野栄子
21.
「もしどんな魔法でももらえるとしたら、何がほしいですか?」そう聞かれたら、「もう何もいりません」と私は答えます。だって、私には物語を書くという魔法がありますから
角野栄子