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井伏鱒二(黒い雨・山椒魚) 珠玉の名言・格言21選

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偉人の名言
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1.

人間は、一緒に旅行をすると、その旅の道連れの本性がよくわかる。

井伏鱒二

2.

この盃をうけてくれ。どうぞなみなみつがしておくれ。花に嵐のたとえもあるぞ。さよならだけが人生だ

井伏鱒二

3.

もう愛してくれなくなった恋人は、電車のなかで人の足を踏んで空嘯(そらうそぶ)いている男のようなものである。

井伏鱒二

4.

ああ寒いほどひとりぼっちだ!

山椒魚

井伏鱒二

5.

山椒魚は悲しんだ。彼は棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、頭が出口につかえて外に出ることができなかったのである。

山椒魚

井伏鱒二

6.

ほの暗い場所から明るい場所をのぞき見することは、これは興味深いことではないか。そして小さは窓からのぞき見するときほど、常に多くの物を見ることはできないのである。

山椒魚

井伏鱒二

7.

くったくしたり物思いに耽ったりするやつは、莫迦だよ

山椒魚

井伏鱒二

8.

誰しも自分自身をあまり愚かな言葉で譬えてみることは好まないであろう。ただ不幸にその心をかきむしられる者のみが、自分自身はブリキの切屑だなどと考えてみる。

山椒魚

井伏鱒二

9.

悲嘆にくれているものを、いつまでもその状態に置いとくのは、よしわるしである。山椒魚はよくない性質を帯びて来たらしかった。

山椒魚

井伏鱒二

10.

山椒魚は相手の動物を、自分と同じ状態に置くことのできるのが痛快であったのだ。

山椒魚

井伏鱒二

11.

私らはなんぼうにもつらいでがす!

井伏鱒二

12.

戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。いわゆる正義の戦争よりも不正義の平和の方がいい。

黒い雨

井伏鱒二

13.

とかくメダカは群れたがるというが、それで結構

黒い雨

井伏鱒二

14.

芸術家はざらに生まれるものではないから、それを粗末にあつかってはいけない

井伏鱒二

15.

春の夜や いやです だめです いけません

井伏鱒二

16.

プロレタリア作家になるか、大酒飲むか、どっちかしか無い

井伏鱒二

17.

わしらは、国家のない国に生まれたかったのう

黒い雨

井伏鱒二

18.

今、もし、向うの山に虹が出たら奇蹟が起きる。白い虹ではなくて、五彩の虹が出たら矢須子の病気が治るんだ

黒い雨

井伏鱒二

19.

戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。

黒い雨

井伏鱒二

20.

ああ神さま、どうして私だけがこんなにやくざな身の上でなければならないのです?

山椒魚

井伏鱒二

21.

出て行こうと出て行くまいと、こちらの勝手だ

山椒魚

井伏鱒二