1.
人間には、40歳になって見えること、60歳でわかること、そして80歳でようやく悟ることがあります
橋田壽賀子
2.
テレビの脚本なんて、モノ(完成した映像)にならなきゃカスみたいなもの
橋田壽賀子
3.
この頃、ふと胸を去来するのは、おしんは私の分身なのかもしれないという思いです
橋田壽賀子
4.
わたしたちは意地悪に決まっています(笑)独り者だと、何を書いても批判する家族がいませんから、遠慮せずに書けますからね
橋田壽賀子
5.
長いセリフばかりで申し訳なかったけれど、皆さんいやがらずに覚えてくれて、本当に感謝しています
橋田壽賀子
6.
わたしは古い人間ですから、「家族」が大切です
橋田壽賀子
7.
親孝行をする子が増えましたね。10年前の印象と違います。ひと頃、親子の関係が悪かったと思うのですが、今はいいですね
橋田壽賀子
8.
介護は、いかに子どもに重いものかということを書きたかったんです。結婚さえもあきらめて親を取る、こういう世の中はどうなんでしょうか、もっと社会でそういう人を助ける施設があれば、その女の子を助けてあげることが出来るじゃないですか。女の子がお嫁にも行かずに背負うことじゃないんです
橋田壽賀子
9.
自分の理想型、こうしゃべって欲しいという願望です。時代から離れているとよく言われますが、わたしは敬語を大切にしているんです
橋田壽賀子
10.
誰かに託して自分の思いを伝える、価値観の違う人に託して書けるということは本当に幸せなことです。テレビドラマの影響というのは大きいです
橋田壽賀子
11.
先日(渡鬼を)書き終えて「やっとこの地獄から開放された!」という気持ちだけですね(笑) 何をしていても、ずっと頭にこの番組のことがありましたから、書き終えて本当に幸せです
橋田壽賀子
12.
私は嫌いな役者は作中で出張させたり、死なせたりしていました
橋田壽賀子
13.
いまはみんなが贅沢で、そのくせ自分の責任をすぐ政治や社会や他人のせいにする。その前にいったい自分がどれだけの努力をしているか、反省する必要があるんじゃないでしょうか
橋田壽賀子
14.
私は演出も俳優さんも信じていないところがある。しゃべらなきゃ伝わらない。ラジオドラマと思って書いてきた
橋田壽賀子
15.
その時代、時代に書かなければいけないテーマが出てくる。そうしたテーマを、あの家族に託して書いているんです
橋田壽賀子
16.
ドラマでいろんな人生を生きてきた。自分と違った人生を、登場人物のなかでさまざまに楽しんできた
橋田壽賀子
17.
わたしの書くドラマは「飯食いドラマ」と言われます。食事のときくらい、家族集まって会話をしたいですから
橋田壽賀子
18.
『渡鬼』は1年で終わるつもりだった
橋田壽賀子
19.
(渡鬼は)その時思ったことを書けるドラマでした。時代の流れを人物に託せるので、楽しんで書きました。ままごと人形遊びのようなところがありましたね(笑)
橋田壽賀子
20.
私のドラマはもう受け入れられない時代。
橋田壽賀子
21.
先日(渡鬼を)書き終えて「やっとこの地獄から開放された!」という気持ちだけですね(笑) 何をしていても、ずっと頭にこの番組のことがありましたから、書き終えて本当に幸せです
橋田壽賀子