1.
誰もぼくを叱る人はいない。おこる人もいない。。。自分で好きなように都合のいいようにしてしまえば、それですんでしまう。ぼくが恐れているのもそのことだ
藤城清治
2.
昔も今も、ずっと、この世で一番美しいものは、光と影だろうと思い続けている。光と影は無限の力を持っている。ただ、美しいというだけでない。魂を揺するような、何か人間の心の奥深いところに通じるものがある。
藤城清治
3.
影絵は静かに止まっている時、より神秘的で何か人にそっとささやいてくれるような気がする
藤城清治
4.
本物の美しさは、奥に隠れていて簡単には見えない。時間をかけなければ本物は見えてこない。
藤城清治
5.
戦争中の激動の中で、人形劇とか絵を描くことが如何に人間が生きていくうえで大事か僕は思ったし、世間も癒されて、見る方もやる方も涙をながして感動して、そんな中でできました。
藤城清治
6.
この地球は、人間だけが住んでいる世界ではない。樹が繁り、美しい花が咲き、果実が実り、動物も鳥も魚も昆虫もみんな生きている。そして、光があり、空気があり、水がある。地球はこんなにすばらしいんだ。
藤城清治
7.
夕日が海の向こうに沈んでゆくときは、この世界で一番美しい瞬間だと思う。ほんとうに光と影の極致だといっていような気がする。
藤城清治
8.
夢があふれているんだという気持ちをいっぱい出したくて、わくわくして描いたらこんな絵ができあがった。ぼくの心の中からあふれ出た愛と夢の奇跡だ。
藤城清治
9.
この地球はメルヘン以上にすてきで愛にあふれているんだ。地球はメルヘン以上だ。
藤城清治
10.
宮沢賢治の世界とぼくの影絵の世界をより楽しんでもらえるようになったと思う。
藤城清治
11.
僕は原爆ドームを描きたい。けれども現実を描いたら、メルヘンの世界に親しんでくれたファンや、スタッフのみんなが嫌がるんじゃないか
藤城清治
12.
焼けただれた木が、今はこうして青々と茂っている。生命力のすごさに、圧倒される思いがしました。枝葉の奏でる音が聞こえるような気がしました
藤城清治
13.
痛ましい現実を乗り越えていくなかで、本当の勇気や喜びに出合う。そこにこそ、生きることのすばらしさがあるのです
藤城清治
14.
戦争という影を見つめながら、未来に向かう光を見つけることが自分の役割なのだ
藤城清治
15.
世の中は10年で変わる。遅れないようにと頑張ったら100年は短い
藤城清治
16.
自分の作品を通じてぼくは人間の理想郷を表現したい
藤城清治
17.
子どもの遊びの延長のように今日までやってきた
藤城清治
18.
困れば困るほど面白いことがある。体力がなくなっても、手で作る影絵はできる
藤城清治
19.
最終的には生で見るよりも印刷したものを見た方が美しく見えると言われるまでに追究していきました
藤城清治
20.
これからは今までのような勢いや迫力といった「動」の部分を見せるだけでなく、日本の四季のような何気ない美しさみたいな「静」の部分も、もっと表現していきたい
藤城清治
21.
人間の心、身体に響いてくる絵を描きたいといつも思っている。やっぱり、僕の影絵は音楽があってこそ心に響くね
藤城清治