1.
未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。
エーリッヒ・フロム
2.
愛は、愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである。
エーリッヒ・フロム
3.
一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件なのだ。
エーリッヒ・フロム
4.
利己的な人は、自分を愛しすぎるのではなく、愛さなすぎるのである。いや実際のところ、彼は自分を憎んでいるのだ。
エーリッヒ・フロム
5.
愛は「自由の子」なのであり、決して「支配の子」ではない。
エーリッヒ・フロム
6.
一人の人をほんとうに愛するとは、すべての人を愛することであり、世界を愛し、生命を愛することである。
エーリッヒ・フロム
7.
自分自身を信じている者だけが、他人にたいして誠実になれる。
エーリッヒ・フロム
8.
愛は、人間のなかにある能動的な力である。人をほかの人々から隔てている壁をぶち破る力であり、人と人を結びつける力である。
エーリッヒ・フロム
9.
人は愛する者のために働く生き物なのです。
エーリッヒ・フロム
10.
愛とは、何よりも与えることであり、もらうことではない 。
エーリッヒ・フロム
11.
誰かを愛するとき、私はその人と一体感を味わうが、あくまでありのままのその人と一体化するのであって、その人を、私の自由になるような一個人の対象にするのではない。
エーリッヒ・フロム
12.
誰かを愛するというんは単なる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。
エーリッヒ・フロム
13.
(自己愛について)もし他人しか愛せないとしたら、その人はまったく愛することができないのである。
エーリッヒ・フロム
14.
愛があれば絶対に対立は起こらない、というのは幻想である
エーリッヒ・フロム
15.
たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。
エーリッヒ・フロム
16.
自分の役に立たないものを愛する時にはじめて、愛は開花する。
エーリッヒ・フロム
17.
尊敬とは人間の姿をありのままにみて、その人が唯一無二の存在であることを知る能力である。
エーリッヒ・フロム
18.
努力によって作りえる最も重要な作品は自身の人格である。
エーリッヒ・フロム
19.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、私が持っているものを失ってしまったら私は何なのであろうか。
エーリッヒ・フロム
20.
創造性とは、確実なことを手放す勇気を必要とする。
エーリッヒ・フロム
21.
愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。
愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない。
エーリッヒ・フロム