1.
(現代の若者にとって)仲間以外はみな風景だ。
宮台真司
2.
無能な人間ではなくて、有能な人間が議論する姿を見せなければ意味がない
宮台真司
3.
頓馬が議論してやってる感を獲得するのは、単に授業の時間を消費しているだけ
宮台真司
4.
クズのクレームは気にしなくていい
宮台真司
5.
性的劣化の最大のポイントは、「同じ世界」で「一つになる」能力の低下。「共同身体性の欠落」とも言えます。だから、デートでも、相手を喜ばせることより、自分をどう見せるかにあくせくする。
宮台真司
6.
今は「卑怯」という言葉は死語です。「立派」と「卑怯」という対立概念が消えて、「うまくやるヤツ」と「やれないヤツ」の対立だけになりました。
宮台真司
7.
人間は、人が見ているとちゃんとするけど、見ていないとズルをする動物です。
宮台真司
8.
「自分は変われない」という人に「それはなぜですか?」と問うと、「私は過去にこういうトラウマを負っているんです。あなたと違って私が変われるわけがないじゃないですか」と自己を免責する
宮台真司
9.
すべての悩みは対人関係の悩みですが、だからこそ、いちばん幸せな記憶もすべて対人関係の幸せです。
宮台真司
10.
教育の〈最終目標〉とは、子供を幸せにすることよりも、他人を幸せにする(ことで自らも幸せになる)子を育てること。
宮台真司
11.
「言葉と法と損得」に縛られた定住生活は、それまでにない不自然なもので、続けていると力を失う
宮台真司
12.
冗談じゃなく法は破るためにある。人類学の教養だ。祝祭や性愛を含め、法外のシンクロで仲間や絆を確かめる。
宮台真司
13.
法を守れば幸せになると妄信する。カール・シュミットが言ったように仲間や絆あっての法。周囲に仲間や絆がないなら法を守る必要はない。ならば法外を取り戻せ。
宮台真司
14.
手広くやっていると言われるが一つしかやっていない。「法を守れば良い社会になって幸せになれる」という勘違いを訂(ただ)して「世直し」する。
宮台真司
15.
適職幻想を捨てる。意志があれば自分は変わる。重要なのは「どんな人間になりたいか」という意志。
宮台真司
16.
「自分に合うか否かじゃなく、自分が何をやりたいか」で将来を決める。やりたいことがないなら悩むだけ無駄。
宮台真司
17.
画期的なイノベーションを提案する人間がいると既得権利益を侵害する危険因子だと、左遷される
宮台真司
18.
政府やシステムに依存して得られた便利で快適な生活は、個人の人間に幸せをもたらすものではない
宮台真司
19.
足りないのは、心の習慣
宮台真司
20.
昔の隣組のような運命共同体的な地縁ネットワークが再生されるとか、そういうことはたぶんもうない
宮台真司
21.
平時に回るシステムは平時でなければ回らなくなる
宮台真司