1.
自分の歌は実用品として役立てていただくのがいちばんの夢ですね。鍋、釜とかザルとか、そういうものと一緒でね。それを使うことで生きていくのが便利になったり、何か気晴らしになったりすれば十分だと思うんですね
中島みゆき
2.
すごくつらい目にあったときに“まるで中島みゆきの歌みたい。でも、たかが歌。歌にできる程度のことなんだ”と思って、気を楽にしてもらえればいい。歌にできないほどつらいことも、世の中にはいっぱあるんだから。
中島みゆき
3.
“ちがう”ということを大いに尊敬したいなあと思います。
中島みゆき
4.
できない相手に対して侮蔑することもないし、できない自分を卑下する必要もない。
中島みゆき
5.
同じ時代に生まれてくれて、どうも、ありがとう。ポケットに入れて持って帰って下さい
中島みゆき
6.
人間関係はきついよね。でもさ、NOもいわなきゃ物事変わらないんだよ。ストレスに麻痺せずはげみにするの。
中島みゆき
7.
ふり返れ 歩きだせ。悔やむだけでは変わらない。果てのない昨日より 明日は少しましになれ
中島みゆき
8.
私は自分のことやってる。だからあなたも自分のことやっててよ、という気持ち。交感という言葉があるでしょ。交換じゃなくて交感。そうあってほしい。
中島みゆき
9.
タレントになろうなんて考えたこともないのよ。まず自分自身を追求していくだけ。歌をひとに聞かせてやるとか、与えてやるという思いあがりはイヤね。生きている自分を確かめていることで、結果的に共鳴が得られるのは嬉しいことですけど…。
中島みゆき
10.
自分でいうのもおかしいんだけど、すごく気分屋さんというか、心の動きが激しいんです。1分1秒で気分が違っちゃうわけ。バカみたいにパッと明るいときもあるし、深く深く沈みこんじゃうときもある。
中島みゆき
11.
私が言いたいことって、『時代』の時から変わってないのかもしれないんです。“まわるまわるよ時代はまわる…”“生まれ変わってめぐりあうよ”。それはずっとそのまま、なのかもしれないです。同じことを、手を変え品を変え、ずっと歌っているんですね。
中島みゆき
12.
“言葉が乱れてる。これはいけない”というご注意ってさ、遡ると平安時代の人たちも言ってるんのね、同じこと。江戸時代の人たちも。“最近の若者の言葉は”っていっつも言ってんのね。だから言葉って、いっつも、いっつも崩れて変わるもんなんでしょう、きっと
中島みゆき
13.
弱い者を励ましている?よく言われるけど、違うんですよ。私が励ましてほしいの
中島みゆき
14.
両親に「刀で切った傷は薬つければ治せるけれど、言葉で切った傷は薬では治せないんだよ」って言われまして。自分は悪気もなく言ってしまったんだろうけれども、それで人を傷つけることがあるなんて思いもしなかった。「言葉は気をつけて使わなければいけないんだ」ってそのときに学習したんですね。
中島みゆき
15.
挑戦するんだけど常に失敗続きの敗残者と安全圏を死守する日々で成功を収めた者とでは、どちらを支持する?一つ忘れてるよ。失敗と成功の境界線を引くレフェリー気取りの奴、あたし、レフェリー以外は全部支持する。
中島みゆき
16.
聴いた人を泣かせるように歌を書くテクニックなんてないですけど、書いてる時点ですでに私が泣いてますから。この曲を聴いて泣きましたと言われたら、ねー、泣くよねー、それしか言いようがないかな。
中島みゆき
17.
きつい言葉をきつい声で言ったらさ、ききとりたいことも初めからシャットアウトしちゃうときってあるじゃない。人に説教するとき、いきなり目尻つり上げて「座りなさい!」って言ったらさ、ピシャッっと心を閉ざすときってあるじゃない。
中島みゆき
18.
私にとって小さな夢は、母親にいい物を食べさせ、いい物を着せたいことです。
中島みゆき
19.
たとえば3000人の客を相手にしても、1×3000じゃないんですよ、1×1が3000あるだけです。ってこと言うために、一万人もやりましょう、三百人もやりましょうと。大基本を言うために、基本じゃないことをわかりやすく両方やるのが私のやり方なの。
中島みゆき
20.
先を急ぐ人たちは、たいてい何かを落としてしまうものだから。
中島みゆき
21.
「幸せ」という字は、「辛い」という字の上についているちょっぴりの点を、十という字に変えると幸せになるんです。十分辛くて、はじめて人は幸せになるんです。
中島みゆき