1.
あゝおとうとよ、君を泣く 君死にたまふことなかれ
与謝野晶子
2.
人は刹那に生きると共に永遠にも生きる
与謝野晶子
3.
創造は過去と現在とを材料としながら、新しい未来を発明する能力です
与謝野晶子
4.
夫婦は毎日毎日愛の創作をしているのだ
与謝野晶子
5.
歌は歌です。誠の心を歌わぬ歌に、何の値打ちがあるでしょう
与謝野晶子
6.
才能のある人の間で猛烈な競争をかいくぐってきたたくましさがないと、大きな試合では勝てない
与謝野晶子
7.
目前の動きばかりを見る人たちは『自由は死んだ』と云うかもしれない。しかし『自由』は面を伏せて泣いているのであって、死んでしまったのではない。心の奥に誰もが『自由』の復活を祈っているのです。
与謝野晶子
8.
要求すべき正当な第一の権利は教育の自由である。
与謝野晶子
9.
若さの前に不可能もなければ、陰影も無い、 それは一切を突破する力であり、一切を明るくする太陽である
与謝野晶子
10.
私達は久しい間に幾千回の破壊と改造とを自分の恋愛に実行して来たのです
与謝野晶子
11.
やは肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君
与謝野晶子
12.
特別に女子のためとして作られた書物は、すべて女子を低能児たらしめる劣等の書である。
与謝野晶子
13.
世界はすべて濁るとも、日本だけは独り高く浄まりたいと思います。
与謝野晶子
14.
わたくしの生活はわたくしの命の焔の舞です。
与謝野晶子
15.
全く睦まじい夫婦、そんなものが世の中にあろうとは想像も出来ない。
与謝野晶子
16.
現代に生きようとする勇者は現代に打ち勝たねばならぬ
与謝野晶子
17.
悲観、泣き言、不平、皮肉、非難、諦めなどに心を分かつ大人があれば、それは既に「若さ」を失い衰老の域に入った兆候である。
与謝野晶子
18.
人間は何事にせよ、自己に適した一能一芸に深く達してさえおればよろしい。
与謝野晶子
19.
厭々する労働はかえって人を老衰に導くが、事故の生命の表現として自主的にする労働は、その生命を健康にする。
与謝野晶子
20.
女と申すもの、誰も戦争は嫌いです。当節のように死ねよ死ねよと言い、また何事も忠君愛国や教育勅語を持ち出して論じる事の流行こそ、危険思想ではないかと考えます
与謝野晶子
21.
20世紀は男女の世紀でありたい
与謝野晶子
