1.
思い出はたくさんあるけど、思い出したいことはひとつもない。
イワン・ツルゲーネフ
2.
金は天下のまわりものだ。いつもこちらをよけてまわるのが気にくわないが。
イワン・ツルゲーネフ
3.
乗りかけた船には、ためらわずに乗ってしまえ。
イワン・ツルゲーネフ
4.
幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ
イワン・ツルゲーネフ
5.
できることは自ら行い、他人から支配を受けるな。自立するということ、人生の味わいのすべてがその中にあるのだ。
イワン・ツルゲーネフ
6.
人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる。
イワン・ツルゲーネフ
7.
我われは泥にまみれて座っている。されど星を求めて手を伸ばす。
イワン・ツルゲーネフ
8.
「明日は、明日こそは」と、人は人生を慰める。この「明日」が、彼を墓場に送り込むその日まで。
イワン・ツルゲーネフ
9.
私はだれの意見にも賛成したいと思わない。私は自分の意見を持っている。
イワン・ツルゲーネフ
10.
疲れた人は、しばし路傍の草に腰を下ろして、道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くへは行くまい。
イワン・ツルゲーネフ
11.
人は何を祈るにしても、奇跡を祈るのである。祈りはことごとく次のように要約される。「偉大なる神よ、2の2倍が4にならないことをお聞き届けください」
イワン・ツルゲーネフ
12.
相手を愛する者だけが叱りつけて矯正する権利がある。
イワン・ツルゲーネフ
13.
時の過ぎるのが早いか遅いか、それに気づくこともないような時期に、人はとりわけて幸福なのである。
イワン・ツルゲーネフ
14.
幸福には、明日という日はありません。昨日という日もありません。幸福は、過去のことを記憶してもいなければ、将来のことも考えません。幸福には、現在があるだけです。今日という日ではなく、ただいまのこの瞬間があるだけです。
イワン・ツルゲーネフ
15.
すべてが完全に準備される瞬間を待つというのであれば、何も始めることはできないだろう。
イワン・ツルゲーネフ
16.
詩はいたるところに溢れている。美と生命のあるところに詩がある。
イワン・ツルゲーネフ
17.
わたしのためにタ食の支度をして待っていてくれる女性がどこかにいたら、わたしは才能のすべてを投げすてても悔いはない。
イワン・ツルゲーネフ
18.
愛は死より強く、死の恐怖よりも強い。
イワン・ツルゲーネフ
19.
安らかならんと願うなら、交際するとも独りで生きよ。何事もくわだてず、一物たりとも惜しむな。
イワン・ツルゲーネフ
20.
子供は空を飛ぶ鳥である。気が向けば飛んでくるし、気に入らなければ飛んでいってしまう。
イワン・ツルゲーネフ
21.
人の幸福はすべて、他の人の不幸の上に築かれている。
イワン・ツルゲーネフ