1.
あなたの人生を守り、育てることができるのは、あなただけだったのに。
高橋源一郎
2.
どんなに親しい関係の人間であっても、アドバイス以上の関与はしてはいけないのです。
高橋源一郎
3.
親の役目は、ただ子どもを育てることじゃありません。「自分を肯定する」姿を、子どもたちに見せてあげなければならないのです
高橋源一郎
4.
大切なのは弱い人の横にいること
高橋源一郎
5.
関係のないもの同士の隠された関係を見つけてくるのは、面白い
高橋源一郎
6.
夫婦は独立して、姑とは別の家庭を営まなければなりません。夫婦はふたりで責任をもって作り上げる共同体です。
高橋源一郎
7.
性の未経験であることであなたを批判する人たちは、世間の「普通」や「常識」を疑ったことがない、つまり自分の頭で考えたことがない人たちなんだと思います。そんな人たちの言うことなんか気にする必要はありません
高橋源一郎
8.
子どもを産み、育てるなら、子どもという他者と向かい合うことで、他者への想像力を養えるようにならなければいけません。
高橋源一郎
9.
今は「これか、アレか」と対立を煽ることが多いでしょう。要するにお前はどっちだと、二者択一を迫る。敵か味方かです。インターネットが普及してから、みんながそういう方向へ向かっている。
高橋源一郎
10.
文壇もだれかが否定してなくなったというよりも、みんな興味がなくなって、それぞれの作家が自分の殻の中に入っていった
高橋源一郎
11.
これまで文学は青春という強迫観念にずっととらわれてきた
高橋源一郎
12.
日本の作家たちが百年間苦しんできた歴史を振り返ってくると、彼らが現場とみなしたものが仮象(かしょう)だったと思わないと前へ進めない
高橋源一郎
13.
言葉で仕事をする自分にとって、“言葉を持たない存在”は、書くべき対象として非常に興味深いもの
高橋源一郎
14.
僕は物語を書くときはいつも、その物語専用のフレームを作ります
高橋源一郎
15.
いい物語というのはたくさんの寄り道ができるものなんです。真っ直ぐ歩いて行ってしまうと周りの風景が見えません。
高橋源一郎
16.
人間のことは言葉を持っているから理解できるはずだと思っている。だけれども、“わたし”はやっぱり理解できない。
高橋源一郎
17.
人間は考えて悩むべき
高橋源一郎
18.
小説や表現は本来人間を自由にするはずのものなのに、僕たちは意外に人間という枠の中に全部収めて、人間的じゃないものを排除してしまいがち
高橋源一郎
19.
どの街にも、その街の記憶があるはずなんです。特に日本はそういう文化が発達してきました。短歌や俳句で詠まれ、歌枕になり、場所の名前を留めることをずっとやってきた文化ですから。
高橋源一郎
20.
ぼくたちは、ふだんから慣れた道すら見ていないんです。
高橋源一郎
21.
「ご承知のように」と言う人のことは信用してはいけません
高橋源一郎