1.
人生の困苦に際して力を持つものは、金でも名でもない。精神の強さ
佐藤愛子
2.
人はみな多かれ少かれ、自分の人生を自分なりに満足いくものに作るために目に見えぬ血を流しているのです。
佐藤愛子
3.
「いやァ、おもしろかった…」そういって人生を終わる…。それが幸福というものだと私は思っています。
佐藤愛子
4.
自分の性質の嫌さを分析して、歎くよりも他人に配慮する努力をすればよろしい
佐藤愛子
5.
夫婦喧嘩も性行為も挑まれればいつでも受けて立つべきものである。それが夫婦のエチケットである。夫婦円満の秘訣はそこにあるのである。
佐藤愛子
6.
とりあえず目の前にある、できることから片付けてゆく
佐藤愛子
7.
苦労が自分を育ててくれた
佐藤愛子
8.
マイナスと思っているものがプラスになったり、これはプラスと思っていたものがマイナスになったりするのが人生
佐藤愛子
9.
私は私の欠点を引きずりながら誠心誠意生きてきた
佐藤愛子
10.
自分が正しいと思っていると、その自負心や感情が邪魔して、他人を理解するのが難しくなる
佐藤愛子
11.
私の人生は失敗の連続だったが、とにもかくにも、その都度、全力を出して失敗してきた
佐藤愛子
12.
男の涙は一筋、しかも風で乾かすべきものなのである
佐藤愛子
13.
どんなボンクラでもいいから、亭主はいたほうがええ。
佐藤愛子
14.
心底人を愛し苦しんだことのない人生は、実は何の得るところもない寂しい人生なのである
佐藤愛子
15.
平和に生きるために、人への期待を捨てるというのも淋しいことだ。私が怒りつつ人への期待を捨てないのは、その淋しさに耐えられないからかもしれない
佐藤愛子
16.
他人に対する理解力や洞察力や思いやりは、知識や勉強からでなく、苦労の積み重なりによって養われるものなのだ
佐藤愛子
17.
よい、悪いは何もいえない。たとえどんな結果が出ようとも、そこにあるものはことの評価ではなくて、その人間が「かく生きた」というその厳然と悲しい事実だけである
佐藤愛子
18.
人はそれぞれ持って生まれたものに従って、それを伸縮させながら人生を決めて行くものではないだろうか
佐藤愛子
19.
優しさっていうのは、喧嘩しないとか、おとなしいというのとは違うのよ。相手の気持ちを忖度できるっていうのは、優しさの第一の条件でしょう
佐藤愛子
20.
「つらかった」「悲しんだ」「うれしかった」という単純なひとことでも、それがその人の心のどんな部分から出てきたか。それをわかるには、まずその人物の性格を理解する必要がある
佐藤愛子
21.
いまの世の中を一言で言えば『いちいちうるせえな』、これに尽きますよ
佐藤愛子