1.
ものの考え方がその人の人生を作る
マルクス・アウレリウス
2.
始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる
ユリウス・カエサル
3.
世界の燈台は消えた。ローマ市の滅亡はやがて全人類の滅亡である
ヒエロニムス
4.
遅れは危機を引いてくる
古代ローマの諺
5.
髭は哲学者を作らない
古代ローマの諺
6.
ローマで二番になるより、村で一番になりたいものだ
ガイウス・ユリウス・カエサル
7.
われわれは、教えることによって学ぶ
古代ローマの諺
8.
ポリビウス、今われわれは、かつては栄華を誇った帝国の滅亡という、偉大なる瞬間に立ち会っている。だが、この今、私の胸を占めているのは勝者の喜びではない。いつかは我がローマも、これと同じときを迎えるであろうという哀愁なのだ
スキピオ・エミリアヌス
9.
ローマ軍の伝統は、戦闘の敗北が戦争の敗北につながらないところに、その特色があった
ティトゥス・リウィウス
10.
二度、考えなおした考えが一番いい
キケロ
11.
従順な妻というものは、夫に従うことで夫を支配する
プブリリウス・シュルス
12.
みせかけの徴笑を見せたり、心に仮面をかぶったりしない、真心のこもった、裸のままの親切には、人は決して抵抗できないものだ。もしこちらがあくまで親切を続ければ、たとえ良心の一かけらもない人間でも、必ず受けいれてくれるだろう
マルクス・アウレリウス
13.
宝石であれ、紅に染めた毛の織物であれ、女の顔や容姿であれ、昼と相談することだ
オウィディウス
14.
否定せんとすることを物静かに拒否することが親切なり
シルス
15.
不幸に屈することなかれ、いや、むしろ大胆に積極果敢に、不幸に挑みかかるべし
ヴェルギリウス
16.
私の詩集を読んだ人、あるいは聞いた人は、いいと言ってくれる。が、ある詩人に言わせると、仕上げが不十分だという。構わん。あまり気にしないことにする。私の料理は料理人よりは宴の客に喜んでいただきたいので
マルティアリス
17.
未来を思い煩うな。必要あらば、現在役立ちうる知性の剣にて、十分に未来に立ち向かわん
マルクス・アウレリウス
18.
人は誠実さを讃えるが、誠実は飢え死にする
ユウェナリス
19.
険しい道こそが、偉大なる高さに結びつくのである
セネカ
20.
絵画は言葉を持たぬ詩である
ホラティウス
21.
口論では、真理はつねに失われている
プブリウス・シルス