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太宰治「人間失格」 珠玉の名言・格言21選

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ドラマ・書籍の名言
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1

恥の多い生涯を送って来ました。 自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。

太宰治「人間失格」

2.

人間、失格。 もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。

太宰治「人間失格」

3.

(それは世間が、ゆるさない) (世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)

太宰治「人間失格」

4.

人間の心には、もっとわけのわからない、おそろしいものがある

太宰治「人間失格」

5.

いまは自分には、幸福も不幸もありません。 ただ、一さいは過ぎて行きます。

太宰治「人間失格」

6.

あまりに人間を恐怖している人たちは、かえって、もっともっと、おそろしい妖怪を確実にこの眼で見たいと願望するに到る心理。

太宰治「人間失格」

7.

ああ、人間は、お互い何も相手をわからない、まるっきり間違って見ていながら、無二の親友のつもりでいて、一生、それに気附かず、相手が死ねば、泣いて弔詞なんかを読んでいるのではないでしょうか。

太宰治「人間失格」

8.

僕は、女のいないところに行くんだ

太宰治「人間失格」

9.

人間は、こぶしを固く握りながら笑えるものでは無いのである

太宰治「人間失格」

10.

世間というものは、個人ではなかろうかと思いはじめてから、自分は、いままでよりは多少、自分の意志で動く事が出来るようになりました。

太宰治「人間失格」

11.

自分は、自分を生れた時からの日蔭者のような気がしていて、世間から、あれは日蔭者だと指差されている程のひとと逢うと、自分は、必ず、優しい心になるのです。そうして、その自分の「優しい心」は、自身でうっとりするくらい優しい心でした。

太宰治「人間失格」

12.

世の中の人間の「実生活」というものを恐怖しながら、毎夜の不眠の地獄で呻(うめ)いているよりは、いっそ牢屋のほうが、楽かも知れない

太宰治「人間失格」

13.

死にたい、死ななければならぬ、生きているのが罪の種なのだ。

太宰治「人間失格」

14.

人間は決して人間に服従しない、奴隷でさえ奴隷らしい卑屈なシッペがえしをするものだ、だから、人間にはその場の一本勝負にたよる他、生き伸びる工夫がつかぬのだ

太宰治「人間失格」

15.

人にものを頼むのに、まず、その人を笑わせるのが上策

太宰治「人間失格」

16.

神経質な、ものにおびえ易い人ほど、暴風雨の更に強からん事を祈る心理

太宰治「人間失格」

17.

美しいと感じたものを、そのまま美しく表現しようと努力する甘さ、おろかしさ。

太宰治「人間失格」

18.

人間への不信は、必ずしもすぐに宗教の道に通じているとは限らない。

太宰治「人間失格」

19.

女性というものは、休んでからの事と、朝、起きてからの事との間に、一つの、塵ちりほどの、つながりをも持たせず、完全の忘却の如く、見事に二つの世界を切断させて生きている。

太宰治「人間失格」

20.

微弱ながら恋の心の動くのを自覚しました

太宰治「人間失格」

21.

神に問う。信頼は罪なりや。

太宰治「人間失格」