1.
内なる自分を見つめながら、やるべきことを考えること。それが人生というものではないだろうか。
童門冬二
2.
自分自身がもっているものにもう一度目を向けること。学ぶべきものはよそにあるのではなく、自分自身のなかにこそある。
童門冬二
3.
今の自分ができることを考え続けることです。何が自分にできるのか。やるべきことは何なのか。その答えは誰も与えてはくれない。内なる自分の心を辿って行くしかないのです。
童門冬二
4.
お前が今いる場所で最善を尽くせばいいんだ。大きなことでなくても、今の自分がやれることを探しなさい。
童門冬二
5.
人の一生は起承転結ではない。起承転転だ。
童門冬二
6.
改革を実行するということは、まず改革にあたる者が、自分を変えることだ。自分を変えるということは、生きかたを変えることだ。かなりの勇気がいる。
童門冬二
7.
時間というのは「ある」とか「ない」とかいうものではなく、「つくる」もの
童門冬二
8.
映画を見るヒマがないとか時間がないとかよく聞きますが、それは時間がないのではなく見る「気」がないのです。
童門冬二
9.
歴史の表舞台に出ることのなかった人たちを掘り起こすことに力を入れてきました。鷹山もその一人で、彼は私が掘り起こすまでは世に知られていなった存在なんです。作家としてこのような人物を発掘していく仕事はこれからも続けていきたいと思っています。
童門冬二
10.
上から命じられたことを「分かりました」とただ犬のように従う部下はやっぱり駄目なんですよ。命令には理不尽なものもありますから、力を持っている部下であればきちんと聞き返して、合意をしながら話をまとめていくことが求められます。
童門冬二
11.
歴史上、「この人は」と思う人物は皆そうだと思うんですよ。どこまで経っても今の自分に満足せず人生を完結していない。しかも、死んだ後に誰かから褒められようなどというそんなみみっちい私心がないんです。
童門冬二
12.
未熟だからこそ好奇心が消えないのだと思っています。まだいろいろなことを知りたいし、勉強をしたいです。
童門冬二
13.
起承転転。最期まで緊張して生き抜く。終活はない、転活があるだけだ
童門冬二
14.
ボクの鉱脈は30年あまり勤めた都庁時代にあった。たとえば「組織と人間」の問題。こうしたテーマを歴史小説の形を借りて現代に生かすことを考えたのです
童門冬二
15.
少しはまともに働きながら、こつこつ自分の文学を育てていこう
童門冬二
16.
汗とか油を流して努力を続ける人間、つまりプロセスに生きている人間が僕は好きなんです
童門冬二
17.
日々ニュースになる事件や出来事の中には必ず小説のヒントがある
童門冬二
18.
歴史という無限の鉱脈を掘ることに一生懸命になっている自分がいた
童門冬二
19.
高齢者になったら、そばにいてくれるだけでいい人になりましょう。聖路加病院の日野原先生のように、という、私なりの生涯学習の目標がある
童門冬二
20.
年を重ねても痛感するのは、自分は未熟だということです。「オレはまだまだ物を知らねえなあ」と、いつも思っています。
童門冬二
21.
終身現役、命の最後の一滴まで燃焼させたい
童門冬二