1.
自分の弱さを心から知り得たとき、人は真から強くなる。真の自分を見出す。
北原白秋(詩人)
2.
人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである
ジョージ・バーナード・ショー(劇作家)
3.
上見れば 及ばぬことの 多かれど 笠脱ぎてみよ 及ぶ限りを
平田篤胤(国学者)
4.
人間は書物のみでは悪魔に、労働のみでは獣になる
徳冨蘇峰(評論家)
5.
満足は不満足の中に求むべし、休息は進歩の中に求むべし、安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
大西祝(思想家)
6.
人間てのは、一日も言葉なしには生きていけません。朝から晩まで言葉です。言葉に育てられて生きてるんですよ。私たちの『命』は言葉にあるんです。
松居直(出版人、児童文学者)
7.
最も難しいことは、最高レベルの芸術家である楽団員たちに対して、自分が指揮台に立って彼らを統率する人間だと納得させることです。これは並大抵のことではない。
たまに自分の意図がオーケストラに伝わらないと感じた時は、虚無感に襲われ、一晩中スコアを繰って啓示となる音譜を探します。指揮者とはこのように、一時の休みもない過酷な職業なのです
ユーリ・テミルカーノフ(指揮者)
8.
武士に弱い者はいない。もし弱い者がいれば、その人が悪いのではなく、大将が励まさない罪による。わが配下の武士はいうにおよばず、下部に至っても武功のない者はいない。他の家にあって後れをとる武士があらば、わが方に来て仕えるがよい。見違えるような優れ者にしてやろう
立花道雪(戦国武将)
9.
これからの日本人のライフスタイルは、ほどほど生活。そこそこ生活。なかなか生活。そういうのが向いているんじゃないでしょうか。食べることも着ること も日本は頂点に上り詰めちゃったんだから、スピードをゆるめて使い捨ててきた無駄を増やすのがいい
石津祥介(ファッションデザイナー)
10.
旅行者というものは、みな義務感めいたものをもっていて、訪れる労にあたいするかどうかはまったくわからぬままに、本に書かれているものすべて見ようとしたがる。
ラザフォード・オールコック(医師、外交官)
11.
自分のようであって、自分では決してなく、他人のようでありながら、痛みも喜びも自分のもの以上にわかるーーーそんなスレスレのところで生きているのが魅力ではあります
加藤治子(俳優)



