1.
陸を見失う勇気がなければ、新たな海を発見することはできない
アンドレ・ジッド
2.
あまり幸せを感じないのは、それはあなたが思うのと別のカタチで幸せが存在するからだ
アンドレ・ジッド
3.
人が褒められているときの表情ほど、愚かしいものはない
アンドレ・ジッド
4.
真実の色は灰色である
アンドレ・ジッド
5.
己の内に存在するものに忠実であれ
アンドレ・ジッド
6.
私が願っているのは、はたして幸福なのだろうか、それともむしろ幸福への歩みなのだろうか
アンドレ・ジッド
7.
美しく死ぬのは、さほど難しいことではない。しかし、美しく老いることは至難の業だ
アンドレ・ジッド
8.
神の到来を待ち望む者は、自分が神の御手の中に現在いることがわからない。神と幸福は不離一体であるという信念を抱いて、あらゆる幸福を現在のこの一瞬の中に注ぎ込むことだ
アンドレ・ジッド
9.
長い間、海岸を見失うだけの覚悟がなければ、新大陸を発見することは出来ない
アンドレ・ジッド
10.
あらゆる瞬間を見逃さず、今までにない新しいものをつかみとれ。自分の好みにかまけてはならない
アンドレ・ジッド
11.
あらゆる美徳は自己放棄によって完成される。果実の極度の美味は、果実が萌芽を求めていることにある
アンドレ・ジッド
12.
ただ一つのもののみを欲し、それをずっと欲し続けるべきだろう。そうすれば確実にそれを手に入れることができる
アンドレ・ジッド
13.
あえて馬鹿に見せるということは大きな知恵である。だが、そのためには私にはいつも欠けていた、ある種の勇気を必要とする
アンドレ・ジッド
14.
愛される男は、正直な話、女にとって、愛を引っかける釘くらいの値打ちしか持っていない
アンドレ・ジッド
15.
訪れるものを喜んで迎え、それ以外のものを望んではならない
アンドレ・ジッド
16.
いちばんいやらしい嘘は、いちばん真実に近い虚言だ
アンドレ・ジッド
17.
あるものを正しく判断するためには、それを愛したあと、いくらか離れることが必要だ。それは国についても、人間についても、そして自己自身についても本当である
アンドレ・ジッド
18.
喜びをあらかじめ計画することをやめ、一瞬一瞬のもつ新鮮な驚きにひたろう
アンドレ・ジッド
19.
幸福になる秘訣は、快楽を得ようと努力することではない。努力そのものの中に、快楽を見出すことである。
アンドレ・ジッド
20.
幸福になる必要はないと、思い始めた日から、私は幸福を感じるようになった。
アンドレ・ジッド
21.
嘘で固めた自分で愛されるよりも、本当の自分で嫌われた方が、気持ちがいいではないか。
アンドレ・ジッド