1.
薬物依存は病気。一人ではクスリの前では無力なんだよ
田代まさし
2.
芸能界に戻ることが、ファンの人や迷惑をかけた人たちへの恩返しなんだとずっと思ってたけど、本当は人のためじゃなくて、自分のためにやめなきゃいけなかった
田代まさし
3.
クスリの快感は、それはもうハンパじゃない。覚せい剤を打った瞬間にものすごい量のドーパミンが出て、これ以上ない幸せが一瞬にして全身にめぐっちゃう。
何不自由なくいい生活をして、幸せな家庭があって……だって俺、けっこういいとこいたんだよ? それでもクスリを使っちゃうんだからぁ。
田代まさし
4.
刑務所は罪を反省させる場所でもないし、薬物依存を回復させてくれる場所でもないことを実感した
田代まさし
5.
刑務所は「犯した罪を反省する」ってテンションにならないから、「今度は捕まらないようにうまくやる」って考えのやつらがいっぱいいる
田代まさし
6.
オレはギャグをやりたくて人生を棒に振ったわけじゃねえ
田代まさし
7.
マサイ族の二人がジャンプしながら「ミニにタコ」って書かれた習字の半紙を持ってる写真を見せられたときは、「世界的じゃん、俺」って思った
田代まさし
8.
人は誰でも幸せを求めて生きていると思うけど、かつての俺はクスリに幸せを求めてました。だけど今はクスリがなくても幸せだと言える。
田代まさし
9.
ミニにタコ
田代まさし
10.
クスリ使うのも何かのせいにしていたし、止めるのも「応援してくれる人のため」とか自分以外の誰かに責任転嫁してたんだと思う
田代まさし
11.
“ネ申”と呼ばれ始めたころ「“ねざる”って何だ?」と思っていました。神なんておこがましいです。
田代まさし
12.
世の中は厳しいですね。家を借りようとしても「田代まさし」ということで断られました。
田代まさし
13.
自分としては「俺の面白さはこんなもんじゃないぞ」と思っています。
田代まさし
14.
精神的に細い人間なんです。昔もテレビの新番組が始まる時などには、視聴率を心配して胃が痛くなったりしていましたね。
田代まさし
15.
くだらないことでも言い続けることかな。言い続けているといつしか、「ダジャレの帝王」とまで呼ばれることもあります。
田代まさし
16.
くだらないことを言ってウケない自分も好きなんです。ウケると逆にびっくりするくらいです
田代まさし
17.
俺は、寝ようと思ったときに急に思い出しておかしくなるような、じわじわ効いてくるダジャレを目指しています。
田代まさし
18.
刑務所の中でも薬物講習があって、自由参加だったので受講してみたけれど、あまり役に立たないものだった。むしろ、薬のことを忘れてるのに何故もう一度思い出さなくてはいけないのか、と逆効果だった
田代まさし
19.
外に出てもずっと”田代まさし”という看板が着いて回るから、生活がしにくくて。刑務所の中も地獄だったけど、出てきてからはもっと地獄だなあ、と思います。
田代まさし
20.
悪いことやったら捕まるぞ。刑務所はつらいぞ。なので悪いことは止めましょうって、そう言いたいです。
田代まさし
21.
自分で犯してしまった罪から遠ざかりたい、逃げたいとばかり思っていたんだけど、それが回復に一番よくないことだった
田代まさし