1.
売名だよ。売名に決まってるじゃないか
長年にわたって被災地支援や福祉活動に携わってきたことに「売名ですか?」と問われて。
杉良太郎
2.
(政治家に)国民に媚びるな。それは一番いけないこと。
杉良太郎
3.
私はいままで、これだけのことをやってきました。あなた、私がやってきたこと全部やってから、もういっぺん同じ質問をしてくれますか?
「売名ですか?」と尋ねた外務省高官に対して
杉良太郎
4.
災害でも何でも、苦しいのは当事者。経験していない人間が理解したつもりになっても、実際のところはわからないですから。
杉良太郎
5.
この人、この地域のために貢献できたらいいな、少しでも役に立てばいいなと一方的に思うだけ。そこから何かをもらうとかじゃない。
杉良太郎
6.
ベッドはひとつ、胃袋はひとつ。
広いベッドは好きやけど、部屋一面の大きなベッドがあったとしても、寝るのに使うのは1人分のスペースだけ。なんぼおいしいステーキあっても、牛まるごと焼いたって、胃袋ひとつじゃ食えんよ。カネの亡者にはなりたくないね。
杉良太郎
7.
ああ、偽善で売名ですよ。偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ。
杉良太郎
8.
福祉の現場では、自分の無力さを突きつけられる。もっと力があったら助けられるのに、って自分を責めたりね。でも今は、過去を忘れていけるようになりました
杉良太郎
9.
芸能界に入って悩んだことはないけれど、ボランティアでは2回も3回も死にたくなったことがある
杉良太郎
10.
中傷ばかりがつきまとうと、やっぱりつらいし傷つくんです。だからボランティアをやっていることを隠していた時期が30年くらいあります
杉良太郎
11.
僕、若いころから有名でしたしね。一生懸命他人に尽くしている行為を、売名と切り捨てる人のことは、腹の底では、「寂しい人間だなあ」と思っている
杉良太郎
12.
頼まれてもいないのに、自分で「こうなったらいいな」とか「こうすれば相手が喜ぶんじゃないか」と勝手に夢見てしまう
杉良太郎
13.
お金では決して買うことのてきない大切なものを、私は福祉活動で出会った人々に与えてもらったのです
杉良太郎
14.
そしてまた次の世代が育っていく。命がつながれていく。世の中はその繰り返しなのだと思います
杉良太郎
15.
私は、いまやお金や財産への執着がどんどんなくなってきた。肩書きも同様です。
ここまで記したとおり、「日本・ASEAN特別大使」から「法務省特別矯正監」まで、いまの私にはたくさんの肩書きがありますが、それも一つずつ外していきたい。「杉良太郎」のまま、身一つで幕を引きたい。そう思っています
杉良太郎
16.
良いことも、悪いことも、みんな熟して落ちる。熟して落ちるまでに評価はされたとしても、落ちるものは落ちてしまう
杉良太郎
17.
思いによって、救われることもあれば、傷つけられることもある。人の思いによって、人生は大きく変わるものです。だから、私は一生懸命、人のことを思いやりたい
杉良太郎
18.
自然のなかで、遊びながら子どもたちを教育する。そこから得られるものは、成長したあとかならずプラスに働くはずです。
動物や植物すべてに命があるということ。そしてその命かどう生きていくかということ。自ら生きていくうえで大切なことに気づくはずです。
杉良太郎
19.
私はなおも生き方のスタイルを変えられないようてす。もしかしたらいまも彷徨いながら歩く道の途中にいるのかもしれません。
杉良太郎
20.
人が年を重ねて成熟していくこと。これは、植物で言えば若葉の頃、つまり若いうちにどれだけ力いっぱい生きたかということにかかっている
杉良太郎
21.
「真実」の拍手、「真実」の笑顔、「真実」の涙。嘘や建前の多い世の中にあって、「真実」を私に教えてくれたのは施設の人たちでした。
杉良太郎