1.
肩書きがなくては、己れが何なのかもわからんような阿呆共の仲間になることはない
南方熊楠
2.
世界に、不要のものなし
南方熊楠
3.
相手が高名な学者じゃからちゅうて、間違っちょるもんを正しいと心にもない世辞を並び立てるような未開人はイギリスにはいても日本にはおらん!
南方熊楠
4.
誤りを正すほどの気兼ねもない卑屈な奴など生きておっても何の益もない!
南方熊楠
5.
森を破壊して、何の伝統ぞ。何の神道ぞ。何の日本ぞ。
南方熊楠
6.
学問と決死すべし。
南方熊楠
7.
読むことは写すこと。読むだけでは忘れても、写せば忘れぬ
南方熊楠
8.
布衣の楽しみ、ここに至りて極まれり
布衣=庶民
南方熊楠
9.
学問というのは本来大学から学位を得るためのものでなく、嫌な学問をやったところで何の益もない
南方熊楠
10.
小生思うに、わが国特有の天然風景はわが国の曼荼羅ならん。
南方熊楠
11.
植物の保全から人間の文化まで、さまざまな分野を関連づけて考える。個々の要素に分解するだけでは、物事は理解できない。「関係性の思考」こそ重要である。
南方熊楠
12.
こんなことで一度だけの命を賭けるのは馬鹿馬鹿しい
大学教育に見切りをつけた言葉
南方熊楠
13.
淫猥のこと一切、禁ず
南方熊楠
14.
縁の下に白い小鳥が死んでるから、朝になったら葬ってやってくれ
南方熊楠
15.
宇宙万有は無尽なり。ただし人すでに心あり。心ある以上は心の能うだけの楽しみを宇宙より取る。
南方熊楠
16.
宇宙の幾分を化しておのれの心の楽しみとす。これを智と称することかと思う
南方熊楠
17.
学問は活物(いきもの)で書籍は糟粕だ
南方熊楠
18.
権威に媚び明らかな間違いを不問にしてまで阿諛追従する者など日本には居ない
南方熊楠
19.
白人には白人の長所あり、東洋人には東洋人の長所あり、一を執って他を蔑し、一を羨んで他は絶望すべきにあらず
南方熊楠
20.
自然のままで完璧
南方熊楠
21.
あぁ・・・天井に紫の花が一面に咲いている・・・医者が来ると花が消えてしまうから、今日は医者を呼ばないでおくれ・・・
最期の言葉
南方熊楠