1.
二度と来ない今日という日を 100日のように生きたい
星野富弘
2.
辛いという字がある。もう少しで幸せになれそうな字である。
星野富弘
3.
わたしは傷を持っている。でもその傷のところから、あなたのやさしさがしみてくる
星野富弘
4.
いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。いのちより大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった
星野富弘
5.
暗く長い土の中の時代があった。いのちがけで芽生えた時もあった。しかし草はそういった昔をひとことも語らず、もっとも美しい今だけを見せている
星野富弘
6.
ちいさいから、踏まれるのさ。弱いから、折れないのさ。
星野富弘
7.
たおれても、その時もしひまだったら、しばらく空をながめ、また起きあがるのさ。
星野富弘
8.
この道は 茨(いばら)の道 しかし茨にも ほのかにかおる 花が咲く あの花が好きだから この道をゆこう
星野富弘
9.
見ているだけで何も描けずに一日が終わった。そういう日と大きな事をやりとげた日と、同じ価値を見いだせる心になりたい
星野富弘
10.
冬があり夏があり、昼と夜があり、晴れた日と雨の日があって、ひとつの花が咲くように、悲しみも苦しみもあって、私が私になってゆく
星野富弘
11.
私にできることは小さなこと。でも、それを感謝してできたら、きっと大きなことだ。
星野富弘
12.
よろこびが集まったよりも、悲しみが集まった方が、しあわせに近いような気がする。強いものが集まったよりも、弱いものが集まった方が、真実に近いような気がする。しあわせが集まったよりも、ふしあわせが集まった方が、愛に近いような気がする
星野富弘
13.
過去の苦しみが後になって楽しく思い出せるように、人の心には仕掛けがしてあるようです。
星野富弘
14.
黒い土に根を張りどぶ水を吸って、なぜ、きれいに咲けるのだろう。 私は大勢の人の愛の中にいて、なぜみにくいことばかり 考えるのだろう。
星野富弘
15.
歌や絵は、なくてもいいかもしれないけれど、それが人間を生かしてくれることもあるんですね。
星野富弘
16.
神様がたった一度だけ、この腕を動かしてくださるとしたら、母の肩をたたかせてもらおう
星野富弘
17.
川の向こうの紅葉がきれいだったので、橋を渡って行ってみた。ふり返ると、さっきまでいた所の方がきれいだった
星野富弘
18.
はじめは苦しくてつらいことが、自分を成長させてくれます。とにかく前に一歩を踏み出してみる。そうすれば、花咲く時は必ずやってきます。
星野富弘
19.
「人生が二度あれば」とは、今の人生を諦めてしまうから出てくる言葉です。
星野富弘
20.
今を精一杯生きられないで、どうして次の人生をしっかり生きられるでしょう。
星野富弘
21.
いくら生きるのをやめようと絶望しても、体の器官は、自分の役割を一生懸命果たしている。自分を生かしてくれる「いのち」の力に気づきました。自分がいのちをコントロールしていると思うのは錯覚で、もっと大きな力が私を生かしてくれる。
星野富弘