1.
とにかく徹底的。徹底しよう。可能な限り中途半端はやめておこう
庵野秀明
2.
未来なんて実際にはない。ずっと今が続くだけですね。今の連続。現在がつながってるだけで。
庵野秀明
3.
世間を相手にやろうと思ったら世間が認めるような形にしなきゃまずいですよね
庵野秀明
4.
わかるものは「わかるもの」として見せて、わかんなくてもいいものは「わかんなくてもいいもの」として見せる。「本来、わかってほしいもの」がわからない作りは駄目だと思うんです。
庵野秀明
5.
基本的にアニメ制作って穴の開いた船だから、沈む前に港に着けるかという、それだけなんです。そのためには排水作業をどうするかという、ダメージコントロールでしかない。最悪の状態を想定して、それに対処するためのシフトを作っておくだけ
庵野秀明
6.
自分のリアリティなんて自分しかないんですよね。うけなきゃもう裸で踊るしかない。ストリップしかないと思います。
庵野秀明
7.
広げた風呂敷をどうするか、方法は三種類ある。畳むのと、ちぎるのと、あとは捨ててしまうのと。
庵野秀明
8.
僕は僕のモラルの中で、子供が見る場合でも毒は混ぜるべきだと思ってましたんで、毒がないと免疫がつかないんですよ。全部の番組が『エヴァ』みたいだったら、問題があるとは思いますけれど。
庵野秀明
9.
基本的に作家のやってることって、オナニー・ショウですから。それでしかないと思うんですよ。
庵野秀明
10.
止めて済むところは全部止めてしまって、動かすところは動かす。最小限の仕事量で最大限の効果を目指してます。
庵野秀明
11.
TVアニメは基本的には、スタッフに満足のいくギャラが出てないわけです。監督として、参加してくれたスタッフに対してできることは「やってよかった」と思ってもらうことだけなんです。そうでなくても、最低限の作業で最大の効果っていうのは、演出サイドが一番考えなきゃいけないことなんじゃないかと思う。
庵野秀明
12.
なぜ作っているんだ、問われても自分では答えを出せません。他にすることがないからやっているだけかもしれませんね。
庵野秀明
13.
ものすごく怖い考えに捕らわれたことが一回だけある。それが終わってからすごく鬱が激しくなった。死にたくなるなんてこともあって、愛を求める絶望的な叫びって言うんですか。そこまで行って、自分の孤独に耐えられなくなって、先がまったく見えなくなったんです。
庵野秀明
14.
代表作は何って聞かれて、たいていの人が次回作だって言うけれど、それは仕方がない。そう言わないと作れないってことがあるから。
庵野秀明
15.
人間は孤独であることからは脱することはできない。孤独を忘れることしかできないわけです。その瞬間が幸せなんですから。
庵野秀明
16.
あきらめて良いんじゃないですかね?色んなこと諦めたら楽になるし、やらなくてもいいことまで今やってるきがするんですよね
庵野秀明
17.
お金があってもしょうがないです。お金を何かに変えないと。何かにかわったときにはじめて価値が出てくる
庵野秀明
18.
手が届かないことを無理してやるのを、僕はあんまり挑戦とは思わないです。これやったらなんとかなるっていうときにはやります
庵野秀明
19.
仕事を通さないと他の人との付き合いも難しい
庵野秀明
20.
分かりやすいとそこで終わってしまうんですよね。わかっちゃうから。わからないと、分かりたいっていう風にその人が動き始めるんですよね。この、もう、わかりづらいからいいやといかないわかりづらさ。そこにすごいバランスこだわりますね。
庵野秀明
21.
つねに新しいものとか、自分になかったものとかをそういうものをこう入れ込んで、今までとは違うものを毎回つくっていきたい。
庵野秀明