1.
努力している人を笑うこと。 それは、何よりも最低な行為である
植村直己
2.
始まるのを待ってはいけない。 自分で何かやるからこそ何かが起こるのだ
植村直己
3.
人の生きる本当の価値は、お金や肩書きなどではなく、夢を追い求め一瞬一瞬を精一杯生きることにあります
植村直己
4.
いいかい、君たちはやろうと思えば何でもできる。僕と別れた後もその事を思い出してほしい。やろうと思えば何でもできるんだ
植村直己
5.
英語ができないフランス語が出来ないなどと言っていたら、一生外国など行けないのだ。男は、一度は体を張って冒険をやるべきだ
植村直己
6.
みんな、それぞれが、何か新しいことをやる、それはすべて冒険だと、僕は思うんです
植村直己
7.
いくら私が冒険が好きだからといっても、経験と技術もなくて、また生還の可能性もない冒険に挑むことは、それは冒険でも、勇敢でもないのだ。無謀というべきものなのだ。それがどんなに素晴らしい挑戦であったにしても、生命を犠牲にしては意味がない
植村直己
8.
自分で危険に直面せず、他人に言われただけで中止するとはまったくいい訳にもならない
植村直己
9.
全力投球で自分のやりたい事をやることは楽しいことである
植村直己
10.
僕らが子供の時、目に映る世界は新鮮で全てが新しかった。医者でも登山家でもやろうと思えば何でも出来た。しかし、年をとると疲れてくる。人々はあきらめ、みんな落ち着いてしまう。世界の美しさも見ようとしなくなってしまう。大部分の人が夢を失っていく
植村直己
11.
旅の出発には、いつもどこから湧いてくるかわからぬ不安感が心のなかに生れ、私を苦しめた。いまも、またそうなのだ。闘志をかきたて全身をひきしめているつもりなのに、漠然とした不安がときおり心を横切る。そして、これをふり払うには、実際に行動を起こすほかないことを、私は知っている
植村直己
12.
帰る場所は、やっぱり女房のもと
植村直己
13.
物資に恵まれている中では、人間本来のものは失われている
植村直己
14.
僕はとても臆病なんですよ。高所恐怖症なんで、高いところでは足が震えます
植村直己
15.
いつも前進があるだけだった。失敗したら逃げ道がないと思った。旅の中止は私が自分なりに積み上げてきた実績を、一挙にフイにすることだ。
植村直己
16.
必ず壁はあるんです。それを乗り越えたとき、パッとまた新しい世界がある。だから厳しく自分を鞭打ってやってきたときは、振り返ってみたとき実にさわやかです
植村直己
17.
不安な時は小さなことでもいい、今できる行動を起こすこと。
植村直己
18.
あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことはそれだけのことだったのかもしれない。
植村直己
19.
人にいわれてやめるのではなく、自分で実際に直面して肌で感じとり、それでできないと思ったらやめ、できると思ったらやるべきではないか。
植村直己
20.
こうして五大陸の最高峰を自分の足で踏み、さらにアルプスの中でも特に難しい冬期の北壁の登攀に成功したいま、私の夢は夢を呼び起こし、無限に広がる。
植村直己
21.
冒険とは、死を覚悟して、そして生きて帰ることである。
植村直己