1.
酒は茶の代りになるが、茶は酒の代りにならぬ。
張潮
2.
釜一つあれば茶の湯はなるものを数の道具を持つは愚な!
千利休
3.
人生は一杯のお茶のようなものだ。勢い込んで飲んでいけば、それだけ早く茶碗の底が見えるというものである。
ジェームス・マシュー・バリー
4.
恋と噂話はいちばんお茶を美味しくさせる。
ヘンリー・フィールディング
5.
「お茶くれ」に120円くれた妻
綾小路きみまろ
6.
お茶を飲むにも、美味しいお茶かどうかなんて関係ない。美味しそうに飲めば、美味しいんです。
武田双雲
7.
茶の道で一番大切な教えは、「和敬清寂」。千利休が掲げた精神です。「和敬清寂」の精神があれば、広い心で物事をとらえ、相手の立場になって仕え合えるようになります。
千玄室
8.
一服のお茶とともに人が向き合う時間は、一瞬の宝なのね。お香もそういうものだと思います
加藤登紀子
9.
絵に良い絵と悪い絵があるように茶にも良い茶と悪い茶があるのだ。しかし、完璧な茶をたてる唯一これだけというやり方があるわけではない
岡倉天心
10.
茶器を割ったのではない。自分の器量の小ささを割ったのだ
伊達政宗
11.
この黄金の輝きも 茶の一服に勝るものかな
豊臣秀吉
12.
私が茶道で一番心を惹かれたのは「沈黙の声」を聴くということだ
遠藤周作
13.
お茶をいれてあげる人もいなくて、誰もあなたのことを必要としなくなったとき、人生は終わりだと思う。
オードリー・ヘップバーン
14.
ずっと年をとってからの日のために、雪が降ったから茶でも飲みにお出下さいと言えるような、そういう老後の友達を三、四人つくって置きたい。
島崎藤村
15.
茶とは、便利なものが流行ったものでござりまするな。ここに一碗の茶を置くだけで浮世の身分のちがい、無用の縟礼をとりのぞくことができるとは。
司馬遼太郎
16.
生活。よい仕事をしたあとで一杯のお茶をすするお茶のあぶくにきれいな私の顔がいくつもいくつもうつっているのさどうにか、なる。
太宰治
17.
英国では会社の社長に給仕がお茶を持ってきたら、必ず「ありがとう」という。当り前のことだが気持が好い。
白洲次郎
18.
料理や育児や掃除だけじゃなく、人生にはもっと大切なことがある。私は食器を洗って一生を送りたくない。
マーガレット・サッチャー
19.
一杯の茶を飲めれば、世界なんか破滅したって、それでいいのさ。
フョードル・ドストエフスキー
20.
お茶はまずは甘い、それから渋くなって、そのあと苦くなります。……人生ですね。
永六輔
21.
伝統的な日本文化には、リラックスしていても、どこかに身の引き締まるような空気感がある。たとえば茶道は、ただお茶を楽しめればいいというような緩んだホスピタリティとは別物だ。
齋藤孝