1.
初めから他人の助けを当てにするような人間は、決して成功せん。
児玉源太郎
2.
第一線の状況に暗い参謀は、物の用に立たない
児玉源太郎
3.
諸君はきのうの専門家であるかもしれん。しかしあすの専門家ではない
児玉源太郎
4.
人は一代なるも事業は一代にして絶へさることを銘記せよ
児玉源太郎
5.
火をつけたら消さなゃならんぞ
児玉源太郎
6.
(火を)消すのが肝心ちゅうに、何もしとらんのは、バカの証拠じゃないか
児玉源太郎
7.
日本が生きて生きて、生き抜く為に、私は多少のことは我慢します
児玉源太郎
8.
日露戦争で得た既得権はしっかり守って欲しい。それが日本の安全と発展に不可欠である
児玉源太郎
9.
やる気になればできる。24時間以内に重砲陣地の移動を完了せよ
児玉源太郎
10.
私の責務は台湾を治める事で、討伐することではない
児玉源太郎
11.
無責任の地位にある人は、何事も思うままに批評することができるが、卑しくも責任を有する以上、軽々しく挙動することはできぬ
児玉源太郎
12.
我が軍の準備は必ずしも万全とはいえないが、現時点ではロシア側の準備はそれ以上に遅れております。しかし増強に力を入れているので、そのうち逆転する恐れがあります。開戦を延ばすべきではありません
児玉源太郎
13.
何事をなすにも必ず困難が伴うものだ。その困難に打ちかって大事をなすことこそ、男子の本懐というもの。男らしく、正々堂々とやりたまえ
児玉源太郎
14.
今の貧窮した日本の国力から考えて過大、無理である。今幸いに欧米列強の目は極東より他に向いている。この機会に日本は重工業を振興し、経済力をつけることが重要ではないか。これからの戦争は、ますます物量の争いになるであろう。鉄砲弾の補給もままならぬ現状で、師団の増設を考えても致し方ない
児玉源太郎
15.
本官は着任以来、通覧したところ、その人員多きに過ぎると認めた。今まではその必要があったかもしれないが、今はその必要は認めがたい。そこで私は専ら精通した有能な者を選んで、少人数で行政の実をあげて行きたい
児玉源太郎
16.
話すかどうかはともかく、施政方針は持っておかねばならんからのう
児玉源太郎
17.
それじゃ、今度ジイさんに会ったら伝えてくれ、君子は豹変すると言ったとな
児玉源太郎
18.
文と武の統一。按配(あんばい)は私がこれにあたる
児玉源太郎
19.
ロシアに内兜を見すかされてはつまらん
児玉源太郎
20.
私が大任を全うするには民政に携わる者はもちろんであるが、陸軍の協力が欠かせない
児玉源太郎
21.
俺の用は済んだ
児玉源太郎