1.
あのね、安心安全は死んでから。生きてるうちは不安定なんだよ
五味太郎
2.
何が自分に不自由な思いをさせていたのか? 何を我慢していて、何が我慢ではなかったのか? 進む方向に迷ったら、その都度、自分に相談するしかない。
五味太郎
3.
みんなは、真ん中の道だけ走ることで安心するの?僕は高速道路に乗ったら、追い越し車線も走る方がいい
五味太郎
4.
バンジージャンプが苦手なら、飛ばなくていい。「何事も挑戦すべき」なんて、余計なお世話だよね。自分がやりたいことを、やればいいんだよ。
五味太郎
5.
メインストリームから外れないように、世間に合わせることを安心材料にする。よく考えると、そんな不思議な生き方はないよね。
五味太郎
6.
わかるわからないということじゃない価値観がないかな、とさぐってる。
五味太郎
7.
意味や理屈やストーリーで理解するのが知性だとしたら、「山を見てため息をつく」のも紛れもなく知性の一つ
五味太郎
8.
素直にならなきゃ、ダメだよ。つまり、わかりやすいっていうこと
五味太郎
9.
友達つくろうって気が、全くないよね、俺
五味太郎
10.
女にモテる人って男にもモテるよね? 片一方は絶対ないよね
五味太郎
11.
その人が俺のことを好きだなと思ってると、俺もだいたい好きなんだよね。俺が嫌いな人って、その人も俺を嫌いだなと思うから
五味太郎
12.
ただ、「面白いよな」と思うわけ。なんだか知らないけど、「面白いね」と
五味太郎
13.
すべて、対応型人生になっているんだよ
五味太郎
14.
それをせざるを得ないような充実しない人生っていうのを送らざるを得ない社会体制になっているってことなんだよね。
五味太郎
15.
仕事はすることもあるし、しないこともあるし、ずっとしてることもあるから。
五味太郎
16.
言葉はツールだから、一つの言葉でも色々な解釈ができる。気にすればするほど、解釈は広がっていく。もしかしたら「気にする」という行為は、子どもならではの特権かもしれないね。
五味太郎
17.
子どもの頃から、言葉が大好きだったからね。気が休まる暇がないくらい、言葉が気になってしょうがなかった。
五味太郎
18.
オレは子どもに向けて絵本を作ってないんだよ。子どもに受けようとか、子どもにこんなことを伝えたいとか、全く考えてない。単純に、自分の興味で作っているだけ。
五味太郎
19.
「子どもにこれを教えたい、伝えたい」という大人の意識が前に出過ぎると、二流になってしまう。
五味太郎
20.
大人が一生懸命作っている熱気が、子どもにも伝わる。逆に言えば、大人がいい加減にやっていると、子どもは見抜くよ。
五味太郎
21.
だから本を読みたいと思った子が、読みたい本を読めばいいんだ。子どもは、教科書のような本を嫌う。「教えてやろう」という大人の姿勢を感じ取り、敬遠する。
五味太郎