1.
基本的に僕の芸人人生は他力本願というか、流れに逆らわないでいたらうまくいったことの方が多いんですよね。
ダンディ坂野
2.
この世界は漫才やコント、トークが圧倒的に面白い以外にも、何かのきっかけで注目を浴びることで売れるという道もある。僕はそう信じてやってきたようなところもありました。
ダンディ坂野
3.
永遠に「黄色を着てゲッツをやる人」を全力でやっていけば、みなさんのニーズに応えていけるんじゃないか。
ダンディ坂野
4.
現状維持というと簡単に聞こえるかもしれないけど、老いていくなかで現状を維持するためには、毎年少しずつ上を目指さないといけないと思うんです。
ダンディ坂野
5.
生涯、“ゲッツの人”を全うする
ダンディ坂野
6.
「ゲッツ!」自体は正直、そんなに面白くない
ダンディ坂野
7.
僕にとっての向上心は「一定を保つこと」
ダンディ坂野
8.
僕は毎日舞台に出て漫才やって、みたいなスタイルの芸人ではありません。でも、人は人。こんなタイプの芸人がいてもいいんじゃないかなって思ってる
ダンディ坂野
9.
一発屋が斜陽になっても、うちのマネージャーは必ず次の活躍の場を用意してくれる。それが「一発屋製造工場」のスキームとして出来上がっているので、芸人としては非常にありがたい
ダンディ坂野
10.
年が明けるとテレビは「次」を探し始めるんですよね。1年を区切りに、必ず新しい人が選ばれる。すると、前の人は「一発屋」になる。その流れができた「走り」が僕らだった
ダンディ坂野
11.
ブームが過ぎて5〜6年たったら仲間が増えて、いつの間にか一発屋芸人たちのリーダーになっちゃった。
ダンディ坂野
12.
昔の最高月収を言わなきゃいけないようなコーナーでも、実際の数字は言いませんでした
ダンディ坂野
13.
ドラマやCMに呼ばれるようになって感じたのは、昔のゲッツを好きでいてくれる人って、たくさんいらっしゃるんだなということ。
ダンディ坂野
14.
無理して周りに合わせる必要ない。人とズレてても、いいんじゃないですかね
ダンディ坂野
15.
どうしても歳は取るけど、なるべく昔テレビで見ていたダンディの顔、あの日のままの体型、あの日のままのスーツを着ていないといけない。古いアニメを見る感覚に近いと思うんですよ。懐かしいけど、いま見ても相変わらずいいよなーって。
なるべく劣化しないようにするというのが、キャラ芸人としての僕の心構え。
ダンディ坂野
16.
キャラを脱ぐことを、一概にダメとは思いません。奇抜なことをして売れたとしても、ずっとそれをやり続けるのはしんどいですから。芸人としてタレントとして、次の展開に進みたいと考えるのは当然
ダンディ坂野
17.
本当の一発屋というのはテレビに出ないですし、痛々しくて使えないと思います。僕はお笑い芸人が痛々しいのは嫌なんです。楽しくみんなとワイワイやって、一発屋と自ら名乗っているくらいがちょうどいい
ダンディ坂野
18.
売れるための奇抜さは必要だと思うんですけど、長い目で見るとそれが足かせになってくる部分もある
ダンディ坂野
19.
「あのゲッツの人」を期待してオファーしてくれるみなさんに、100%喜んでくれるものを返していきたい。
ダンディ坂野
20.
10年後、20年後に「ゲッツの人って、いま何してんの?」「ああ、もう引退して悠々自適に暮らしてるらしいよ」って言ってもらえるのが理想
ダンディ坂野
21.
ゲッツ!
ダンディ坂野