1.
使い捨てにされる前に、捨てるべきものは私から捨ててやる
落合恵子
2.
いい意味でズル休みをしたほうが人生ステキだよ
落合恵子
3.
自分にとって心地のいい方向に進みたい。「私」があって社会があるのですから
落合恵子
4.
周囲と戦ってできた傷のほうがまだ治りが早い。イヤだといわずに内側にできた傷は化膿しやすい
落合恵子
5.
少数派であることはつらくもあるし、ひらかれていない道を歩くことでもあるけれども、自分が歩いたあとをふりかえったときに、その足あとができていればいいことじゃないでしょうか
落合恵子
6.
親から「老い」を予習する
落合恵子
7.
愛するということは、愛されないかもしれない覚悟も含めた上に、成立する感覚なのよ
落合恵子
8.
現実よりも記憶の中の女のほうが美しい
落合恵子
9.
愛は決して“大舟”ではない。絶えず危機を孕んだ“小舟”でしかないのだ。
落合恵子
10.
夫婦にしろ恋人同士にしろ、最終的には親友同士だと思っている
落合恵子
11.
人が差別するものであるなら、それを解消するために動くことができるのも人しかいないはずだ。
落合恵子
12.
ひとはそれぞれ、初めから「わたし」に生まれるのではなく、少しずつ少しずつ「わたし」になっていくものだろう。
落合恵子
13.
あるがままの「わたし」を受け入れ、さらに望ましい「あるがままのわたし」を創っていく。
落合恵子
14.
若いと呼ばれる年齢にいた頃、気が遠くなるほどの長編と思えた人生という本は実際には、驚くほど短編だった
落合恵子
15.
人生は、一冊の本である。人は誰でも平凡な、けれどひとつとして同じものはない本を一冊残して、そして死んでいく。
落合恵子
16.
私が小さなころから、「あなたの人生なんだから、あなたが決めなさいよ」ということを言い続けてきました。子どもの私は母の言葉を信じて、そのように暮らしてきた
落合恵子
17.
どんな状況であっても、日常の中に喜びを見つけようとするのは、私の基本的な性格なのかもしれない。
落合恵子
18.
私の悲しみは私のものである
落合恵子
19.
「長生きして良かった」と高齢者が思える社会は、子どもたちが「生まれてきて良かった」と思える社会とどこかで繋がっているのではないか
落合恵子
20.
悲しみや差別などの社会的な苦しみに対して、ギクシャクしながらも、優しく窓を開けてくれるのが絵本という存在
落合恵子
21.
疲れたときに木の匂いを嗅ぐと、頭の凝りがスッとなくなる瞬間がある。木からの贈り物です。深呼吸の時空です。私の小さな庭にも様々な植物がありますが、1本の木がそこにあるだけで、その木と向き合うことで広がり、深まる景色がある。
落合恵子