1.
頭のいいヤツは、わかりやすく話す。頭の悪いヤツほど、難しく話すんだよ。
赤塚不二夫
2.
ひとりで考え、ひとりで素晴らしい作品を生み出す人なんてそんなにいやしないよ。天才には必ずその天分を引き出す人間がいて、そいつのほうがもっとずっと天才だったりするんだ。
赤塚不二夫
3.
60才を過ぎた男がね、「死ぬのが怖い」と言っちゃダメだって。それまでの人生、何をやって来たんだと言うことでしょ?
赤塚不二夫
4.
懸命に夢を見て、その夢を紙の上に実際に描かなきゃならない。
赤塚不二夫
5.
ただバカっつったって、ホントのパカじゃダメなんだからな。知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの。
赤塚不二夫
6.
バカっていうのは自分がハダカになることなんだよ。世の中のいろんな常識を無視して、純粋な自分だけのものの見方や生き方を押し通すことなんだよ。だから、バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ。
赤塚不二夫
7.
自分が最低だと思っていればいいのよ。一番劣ると思っていればいいの。そしたらね、みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる。自分が偉いと思っていると、他人は何も言ってくれない。そしたらダメなんだよ。てめぇが一番バカになればいいの。
赤塚不二夫
8.
バカボンのパパってさ、別にラクして生きてるわけじゃないんだよ。どうすれば家族を幸せにできるかを考えながら一生懸命ガンバってるわけ。そのためには体ごとぶつかっていってる。
赤塚不二夫
9.
ウケるためなら、死んでもいい
赤塚不二夫
10.
自分だけの小さな世界から抜けられないヤツは好奇心がないんだ。オレなんか、世の中の知らないことにものすごく好奇心をもっていたから、毎日がおもしろかった
赤塚不二夫
11.
オレは酒飲んで人にからんだりしないから、飲んでるわりにはトラブルが少ないほうなの。とにかく酒はたのしくなきゃ酒じゃないと思っているからね。たとえ人にからまれたって、すぐあやまっちゃうんだ
赤塚不二夫
12.
差別っていうのはさ、言葉じゃなくて心の中にあるんだよな。「こういうことを言わないようにしようぜ」って言いながら、心の中で思ってることが最低なんだ
赤塚不二夫
13.
自分で自分をしっかり生きないと駄目なんだ
赤塚不二夫
14.
努力もしたよ。売れるまでは必死に勉強した。いまの漫画の世界はどうなっているのかなって人の漫画を読んだり、手塚治虫先生のストーリー漫画を読んで、あのスケールの大きさを感じて、「あれは先生のものだから、自分は違う道を行こう」と考えたりした
赤塚不二夫
15.
俺は面白いことが大好きなんだ。ギャグが好きだから、描いていただけ。だからいくらでも描けた。アイデアに苦しんで頭を抱えたことがなかった。本当に、次から次にアイデアがわき出て来るんだ。毎日、酒を飲みながら描いたりしていたんだから
赤塚不二夫
16.
最後につじつまがあってりゃ何やってもいいんだよ
赤塚不二夫
17.
なにを落胆してるんだ。バカだからこそ真実を語れるんじゃないか!
赤塚不二夫
18.
世の中に友情と欲情ほど良いものはない
赤塚不二夫
19.
『天才バカボン』を描き出した時にもまず思った。バカに真実を語らせようと。そこからバカボンが生まれ、バカボンのパパが生まれたんだ
赤塚不二夫
20.
リコウよりバカが英雄なのだ
赤塚不二夫
21.
これでいいのだ
赤塚不二夫