1
いつの時代になろうが、かならず人の中には人がいるものです。ただ、それを見出す人のほうがいません。また、それを用うる組織が悪くて、有能もみな無能にしてしまうことが多い
周瑜公瑾
2.
悪、小なるをもってこれをなすなかれ。善、小なるをもってこれをなさざるなかれ。ただ賢、ただ徳、よく人を服す(悪はたとえわずかでも行ってはならぬ。善は、たとえわずかでも行わなくてはならぬ。人を動かすのは、おのれの賢明さと人格の二つであることを忘れるな)
劉備玄徳
3.
怒りて容を変えず、喜びて節を失わず(怒っても顔色を変えず、喜んでも節度を失わない)
曹操孟徳
4.
人、我に背けども、我、人に背かず(人が私を裏切ったとしても、私は人を裏切らない)
劉備玄徳
5.
治世は大徳を以ってし、小恵を以ってせず(全政治家はあえて批判を受けてでも決断をして、青年は革命的警戒心を持って政治を監視するべき)
諸葛亮孔明
6.
何事もその基は人です。人を得る国はさかんになり、人を失う国は亡びましょう
周瑜公瑾
7.
蛟龍、雲雨を得ば、ついに池中の物に非ざらん(池の中にすむ魚とは違い、龍が昇天するように、時機を得れば、 いつか天下に名をとどろかせるような人物になるでしょう)
周瑜公瑾
8.
勤めて我が欠点を攻めよ(私の欠点を見つけたらすぐに指摘してください)
諸葛亮孔明
9.
夏に扇を操らず、雨に蓋を張らず、衆と同じくするなり(夏でも扇子で扇いだりせず、雨でも傘を張らず、全て部下たちと同じようにしなくてはならない)
諸葛亮孔明
10.
夫れ用兵の道は、人の和に在り(兵を統率する心得は、人の和を得ることにあり、人の和があれば命令されなくても人々は自ら戦おうとするようになる)
諸葛亮孔明
11.
龍たるものは、大きくもなれるし小さくもなれる、昇ることも潜むこともできる
曹操孟徳
12.
老驥伏櫪,志在千里;烈士暮年,壮心不已(老いた駿馬は飼い葉桶に伏しても、千里を疾走する志を持っている、気骨のある男は年をとったけど、挑戦する意欲はやまない)
曹操孟徳
13.
人を使うからにはその人を疑ってはならない、人を疑うならその人を用いてはならない
曹操孟徳
14.
おれのいうことは正しい。おれのなすことも正しい。おれは天下にそむこうとも、天下の人間がおれにそむくことはゆるさん
曹操孟徳
15.
人の将に死なんとするその言や善し(死に際に語る言葉には、真実が込められている)
劉備玄徳
16.
志は当に高遠に存すべし(志はどこまでも高く掲げねばならない)
諸葛亮孔明
17.
聖人は天に則り、賢者は地に法り、智者は古に則る(聖人は天の法則に従い、賢者は地の理に従い、智者は古の教訓に従う)
諸葛亮孔明
18.
小善を必ず録し、小功を必ず賞せば、則ち士勧まざる無し(小さな善行でも必ず記録し、小さな功でも必ず賞すれば、部下はすすんで働かないことがない)
諸葛亮孔明
19.
孤の孔明あるは、魚の水あるがごときなり(孔明と私との関係は水と魚のようなもの。魚は水なしでは生きられないのだ)
劉備玄徳
20.
山は高きを厭わず 海は深きを厭わず(山はどんなに高くてもその高さをいやがることなく、海はどんなに深くてもその深さをいやがらず、いくらでも高く、また深くなろうとすることから、 力のある者が人材を得て、いっそう強大になろうとする)
曹操孟徳
21.
もし嗣子、輔くんば、これを輔けよ。もしそれ不才ならば、君、みずからとるべし(もし跡継ぎ(劉禅)が補佐するに値する男なら、どうかもりたててやってほしい。だがその器量でないと思うなら、そなたがかわって帝位につくがよい)
劉備玄徳