1.
何事でも最初に持っていた熱い思いを忘れずに、きちんと自分の中で実現していくことが大事だ。
西田敏行
2.
自分を欺いた芝居をしない、というのは僕が心がけている一番のこと。
西田敏行
3.
動物には動物の距離感があるように、人間同士がうまくやっていける距離感を、僕ら団塊の世代はすし詰め教室で学びました。
西田敏行
4.
ぼくが役者を生業としてきたってことには、みんなに楽しんでもらいたいっていうことが、まず第一にありますね。自分が演じることを楽しむということもあるんですけれど、その楽しさが、ご覧頂いてる皆さんに「あぁ面白いな」と思って頂けるようなね。
西田敏行
5.
少年の頃から持っていた好奇心。楽しい事を考える好奇心だけは旺盛にあって。それが役者人生を支えてくれていると思います。
西田敏行
6.
釣りバカ日誌のハマちゃんとは22年間一緒に暮らしていて本当に楽しかったです。ハマちゃんを演じている間は、倒れたり病気になったりすることがなかったということを、僕の中で一つの誇りにしています。
西田敏行
7.
役者という仕事を生業としている以上、自分のいろいろな表現をみんなに見てもらい、感じてもらうことがぼくの唯一できる最大限の応援、支援だと思っている。
西田敏行
8.
子どもが夢を持って語るとき、大人は「自分の子どもがとんでもないことを言っている」と思うだろう。それで良い。でも、そのときには、きちんと子どもの目を見て話してほしい。メールや手紙で話すのではだめ。
子どもの目がきらきらしていて、親の勘で「やれるかもしれない」と思える目だと感じたら、受け止めてあげてください。100個考えて無理だと思っても、101個目に何かあるかもしれないと思ってください。
西田敏行
9.
物事を面白がったり、人生の面白がり方を追求していくこと自体が、役者の演じることの楽しみ方と似てるんじゃないかなというように思う
西田敏行
10.
一生懸命に生きているのに、報われない。でも、本当に報われなかったかといったらそうじゃない。愛は必ず返ってくるということを、役を通して静かに伝えたいと思いました。
西田敏行
11.
声音にはその人の想いが如実に出るから、僕もどういうトーンで語るかは悩みました。
西田敏行
12.
僕は、三谷さんの世界観が大好きなんです。現場にいるだけで、いろんな楽しいアトラクションがあるテーマパークを、グルグル回っている少年のような気持ちになるんですよ。役者としての魂を躍らせてくれる監督なので、今回もすごく楽しみでした。
西田敏行
13.
「車は左、人は右。それで本当に良いのか」と先生は尋ねました。「心臓は左にある。心臓が車に近くならないよう、左を歩いた方が安全だ」と言うのです。
私は「人は右」というルールにそれまで何の疑問も持ちませんでした。難しい言葉で言えば、既成概念を打破することに未来があるのではありませんか。
西田敏行
14.
まずは、子どもと同じ夢を持ってみてください。子どもは夢に向かって歩き出すわけだから、親も親なりの努力をしなければいけない。そのときには、子どもと同じ立場で肩を組んで歩くんじゃなくて、親は一歩下がって、子どもの行く末を見てやるということが大事ではないか。
西田敏行
15.
生活するために、飯を食うために何とかする―というのではなくて、『そんなことしたら生活はできないよ』と言われるぐらいの大きな夢を持っていい。ぼくは、お金は後からついてくると言ってあげたい。何を言われても夢を捨てないことだ。
西田敏行
16.
自分の道と同じ道を歩んできた先輩の後ろ姿を見つめつつ、その轍(わだち)というか、トレースを自分の中でも追っ掛けられるように、同じ歩幅で歩いてみる。
西田敏行
17.
演劇にふさわしい才能があるのかと、いつも自問自答していた。
西田敏行
18.
フィクションの役はどんなうそでもつけるから、イメージを膨らますことができるんです。
西田敏行
19.
変な雰囲気ではなく、もっとシンプルに自分の気持ちを表現できる人間であれば、きっとほかの人も自分を理解してくれて、楽しい人生を送れるんではないかと思います。
西田敏行
20.
いろんな人間に接して生きていくと思うんですが、その瞬間に「あ、この人はどういう人で何を考えているんだろう?」ということが一目でわかるような人間でありたいと思いますね。
西田敏行
21.
歌は私にとって前面に出るものではなく、演劇というカテゴリーの中の表現の一つだ。
西田敏行