1.
月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり
松尾芭蕉
2.
松のことは松に習え、竹のことは竹に習え
松尾芭蕉
3.
旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる
松尾芭蕉
4.
風雅の流行は、天地とともにうつりて、只つきぬを尊ぶべき也
松尾芭蕉
5.
不易流行
いつまでも変わらないものの中に新しい変化を取り入れること
松尾芭蕉
6.
誰かの話しをよく聞いて、自分もそれを若干感じたなと思ったことは直ぐに行動を起こす
松尾芭蕉
7.
問(とい)に答へざるはよろしからず
松尾芭蕉
8.
耳をもて俳諧を聞くべからず、目をもて俳諧を見るべし
松尾芭蕉
9.
倭歌（やまとうた）の風流、代々にあらたまり、俳諧年々に変じ、月々に新也
松尾芭蕉
10.
好みて酒を飲むべからず、饗応に(より固辞しがたくとも微醺(びくん)にして止むべし、乱に及ばずの禁あり。
松尾芭蕉
11.
山は静かにして性をうあしなひ、水はうごいて性を癒す
松尾芭蕉
12.
他の短を挙げて、己が長を顕(あらわ)すことなかれ。人を譏(そし)りておのれに誇るは甚(はなは)だいやし
松尾芭蕉
13.
古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求むべし
松尾芭蕉
14.
おろかなる者は思ふ事おほし
松尾芭蕉
15.
物言へば 唇寒し 秋の風
松尾芭蕉
16.
古池や 蛙飛び込む 水の音
松尾芭蕉
17.
五月雨を 集めてはやし 最上川
松尾芭蕉
18.
夕を思い 旦を思うべし
松尾芭蕉
19.
名月や 池をめぐりて 夜もすがら
松尾芭蕉
20.
春に百花あり。秋に月あり。夏に涼風あり。冬に雪あり。すなわちこれ人間の好時節。
松尾芭蕉
21.
憂き我を 淋しがらせよ 閑古鳥
松尾芭蕉
